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自分は何も変わっていない…。高校のころの苦い記憶を思い出した高橋さんは、思わず頭を抱えます。それでも、平和に職場で過ごすために、先輩の業務を引き受け残業をする日々は変わりません。
山田さんに、眉間のしわを指摘されて思わずイラっとする高橋さん。しかし「仕事を楽しんでいるか」という問いがほんの少し心に刺さっているように見えます。
時として必要になる、同調圧力に屈しない強さ
Ⓒ人間まお
職場での人間関係はとても難しいですね。スムーズに仕事をするために、相手の考えに合わせて同調するようなシーンは少なくないかもしれません。しかし、特定の人に同調する意識が強すぎると、結果的に誰かを傷つけてしまうことがあります。場合によっては、パワハラの一端を担ってしまうことも…。
発言力のある人に意見するのは勇気がいることですが、仕事仲間として対等であり、自分の言動には自分で責任を持ちたいものですね。
この物語では、違和感を持ちつつも同調圧力から抜け出せない高橋さんと、同調圧力に屈しない同僚・山田さんのやり取りが描かれます。組織の中で自分がどうあるべきか、人間関係はどう築くべきかを改めて考えさせられる作品です。