©星あかり
普段行かないフロアで見たもの
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ある日、部長からちょっとした頼まれごとをされた星あかりさん。急ぎの用事ということで、まだ誰も出社していない4階の部署へ向かった星さん。
誰も居ない真っ暗な4階に到着して、エレベーターの明かりを頼りにフロアの照明スイッチを探す星さん。そこで星さんはなにやら遠くにぼんやりと黒い影があることに気づきます。
4階は荷物が山積みになっているし、その荷物の影かなと思って一旦は気をそらしますが、再び見たときにはなんだか黒い影が大きくなっているような気がして…。
降りてくるエレベーター、中には
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黒い影を見て怖くなり、エレベーターに駆け込んだ星さん。何とか2階まで戻ってくることができましたが、あまりの怖さに動けなくなってしまいました。4階から慌てて戻ってきた事情を部長や他の社員に説明すると、社員のひとりが照明の場所を知っているというので、部長と星あかりさんを含めた3人で再び4階へ向かうことに。
エレベーター前で待機していると、エレベーターのパネルは4階に止まっていました。星さんがおりてから誰が4階に行ったのでしょうか。朝早いし4階には誰も居なかったはず…。
おびえる3人の前に、4階から2階におりてきたエレベーターのドアが開きます。星さんは精一杯おどけてみせますが、1人冷静ではない人がいました。
部長の反応が予想外すぎた
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恐怖におののく部長。彼は一体何を見てあんな表情になったのでしょうか。部長の言うものを星あかりさんも同僚社員も見なかったので、その後、この時のことは「部長がみんなを驚かせたくてやった」ということで落ち着いたようです。
あの日のことを「冗談」にした部長ですが、星さんには気になることが。それは部長が「あのエレベーター」をその後、使わなくなった、ということ…。
目に見えないものに恐怖を覚えることはあるものですが、部長だけは何か見えたのでしょうか…。不思議な体験について描かれた、背筋が寒くなる作品です。