©人間まお
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桜子は今まで、相手の顔色を窺い、不穏な空気になることを避けていました。しかし、社会にでるとそれだけは通用しないことに気が付きます。
一方でDも思ったことをそのまま口に出すべきでないときもあると知ります。社会にでるとたくさんの人と関わりながら仕事をすることが増えます。こういったコミュニケーションスキルはとても役に立ちますよね。
「バカを見がち」真面目な人に必要な立ち回り方とは?
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この作品は主人公・桜子が大学のグループ制作の課題で一緒になったメンバーに振り回されながら、自分の立ち回り方を考える姿を描いています。桜子と同じグループのメンバーは、友人としてはいい人ですが、授業をサボる人たち。「課題なら大丈夫」と淡い期待をしていた桜子ですが、結局他のメンバーが授業にくることはなく、桜子は1人で課題に取り組みます。
社会で必要とされるのは、桜子のように真面目に取り組む姿勢を持つ人。しかし、サボる人がいる中で真面目でいることが割に合わないこともあるでしょう。特に社会では、立ちまわり方も大切。会社では、困った人と距離をとることが難しいこともあります。そんなときは相手との関係性を崩さず、かつきちんと動いてもらうための話し方・伝え方も重要です。ストーリーの中で桜子はさまざまな失敗をしながら、こうしたスキルを身につけていきます。
困った相手とうまく付き合うには、こちら側の対応スキルが必要なことも。大学や会社に限らず、人付き合いで大切な立ち回り方について描かれた作品です。