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瀬倉の行動について勇気を出して会社に相談した高橋さんですが、上司は取り合ってくれません。仕事ができる上司のもとで働けることと、性的な嫌がらせを我慢することはトレードオフにできるものではないのに、さも「我慢すべき」というような言い方にはモヤモヤしたことでしょう。
立場ある人からの食事のお誘いなどはただでさえ断りにくいのに、社内で誰も味方してくれないと思うと本当につらいですよね。
ハラスメント対応は1人で抱えこまないで
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高橋さんは、偶然知り合った新垣さんという法務部長の力を借りて、問題の2人と離れることができました。ようやくセクハラの恐怖や不快感におびえず仕事に打ち込めることができるようになったのです。また、クリーンラインに相談をして、セクハラやパワハラを訴えた高橋さん。そこでようやく正当な判断をしてもらえることができたといいます。
セクハラやパワハラは自分ひとりの力で解決することは難しいことがあります。セクハラを受けたかもしれないと感じたら、まずは会社の人事労務などの相談担当者、または信頼できる上司に相談しましょう。対応してもらえない場合には、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)に相談することもできます。セクハラは許されるものではありません。我慢せずしかるべき機関に相談し、解決をはかることが大切です。
- 厚生労働省「職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html,2024年11月18日最終閲覧)










