Ⓒ神谷もち
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全て丸投げな夫にイライラが止まらない
ワーキングマザーとして忙しい生活を送る妻・キリコは思わずストレスでため息をつきます。ため息の原因はもちろん夫のてつお。
小さな家事を頼んだり行動の改善を求めても、てつおがそれを直そうとする様子はなく、いつしかイライラした態度だけ伝えるようになってしまったキリコ。「家のことは全部キリコがやればいい」そんな言葉が聞こえてきそうなてつおの態度に、キリコはストレスをためる一方なのでした。
たがが靴下、されど靴下
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例えば、家にいつも裏返しの靴下があったら、トイレットペーパーの交換がされていなかったら…?大きなストレスになる人もいるでしょうし、さほど気にならない人もいるでしょう。その価値観はそれぞれです。しかし、同じ家で生活をともにする夫婦なら、お互いが不快に思う範囲を知っておくことが必要でしょう。
すり合わせがないまま「察して」と怒りをあらわにするキリコと、「それくらいいいじゃん」と歩み寄らないてつお。不満が爆発して初めて、お互いが大きく食い違ったままだったことに気づきました。
お互いの価値観を尊重し合うことが大切
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察してほしいキリコと、言ってほしいてつお。考えの違う二人は、本音で思い切りぶつかり合います。そこで浮彫になった名もなき家事へのとらえ方の違い。キリコは、簡単なことだし何度も言われているのだから、言われなくてもやってほしいと思います。それに対しててつおは、簡単なことなんだからやってほしいし、忘れてしまうから何度も言ってほしいと感じていました。
お互いのストレスが減るよう、ルールを決めた2人。すぐに変わるのは難しいものの、お互いの本心を知ったあとはすっきりした気持ちになったようです。一緒に暮らす夫婦だからこそ、価値観の共有はとても大切なこと。夫婦とはいえ言わなくては伝わらないことがあるという前提で、問題を解決する話し合いができるといいですよね。