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グループ制作なんだから、欠席なんてありえないはずなのに…
桜子さんは、大学の講義でグループ制作が始まりました。グループはあらかじめ教授が決めていたようですが、そのグループ分けをみて桜子さんは不安を感じます。
メンバーは授業をサボることで有名な人たちばかりでした。出席しないと他の人に迷惑がかかる授業だし、大丈夫だろう。そう思うことにした桜子さん。果たして大丈夫なのでしょうか。
波乱万丈すぎたグループ制作
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グループ制作が始まったというのに、メンバーは初日以外誰も来ませんでした。何度桜子さんが連絡をしても、出席する様子はなく、結局桜子さんは一人で課題に取り組むことになります。本来グループでおこなう課題を一人でやるなんて、とても大変なことですよね。
発表に何としても間に合わせようと、連日徹夜でたった一人、課題に取り組んだ桜子さん。その後は何とかメンバーも来てくれるようになりましたが、桜子さん以外のメンバーは単位を落とします。
他人任せなメンバーに教授は、あきれ顔…。大学だから自己責任で許されたかもしれません。しかし、これがもし仕事だったらどうでしょう。社会に出たらちゃんとやる、という言い分もあるでしょう。でも、今できないことが、社会にでてすぐにできるようになるものでしょうか…。
社会に出ても大切にすべき基本は同じ
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桜子さんはグループ制作で、メンバーが来なくて中間発表を根性で乗り越えました。その後、最終発表まではメンバーとやり遂げます。しかしメンバーは出席日数が足らず単位が出ませんでした。桜子さんは、個人としても集団としても、社会に出たときに役に立つ経験ができました。また、大切な考え方も学ぶのでした。
教授は、社会に出てもズルい考えの人や、納期やルールを守らない人が一定数いることを桜子さんに伝えます。自分勝手な人とでも、仕事上で関わりを持つことがあると知ります。しかし、大事なことは周りに流されるのはなく、自分をもって信頼される人になる大切を学び、社会にでるのでした。
社会に出るとどんな難しいことが待っているのだろうか…と不安だった人もいるでしょう。しかし、社会人は今までしていたことの積み重ねの場です。学校でも社会でも大切なことは根本的には変わらないものです。真面目に信頼を得た人が最終的には、勝つ。そんなことを再確認させられる作品ですね。