出産もあれば流産もある、まさにここは天国と地獄

出産もあれば流産もある、まさにここは天国と地獄｜流産した話

この漫画は、作者・さし身(@toyomaru0124)さんが、3年ほど前に流産を経験し、その時感じた不安な気持ちや妊娠･出産に対する思いが描かれているお話です。さし身さんの手術が終わると同時に、赤ちゃんの元気な声が聞こえてきて、さっきの出産も無事終わったのかと思うと、今置かれている状況が｢天国と地獄｣だと感じたさし身さん。『流産した話』第8話をごらんください。※このお話には流産に関する表現が含まれます。苦手な方はご注意ください

©toyomaru0124

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処置が終わり、病院のベッドで寝ていたさし身さん。するとどこからか赤ちゃんの泣き声が聞こえてきます。同じ病院の中で流産のための処置が行われた人もいれば、出産した人もいる。この状況をさし身さんはまるで「天国と地獄だなぁ」と表現したことがとても印象的です。

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流産した話

相手の気持ちを理解し寄り添うことが大切

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この作品では、流産で深く傷つき、不安を抱えたさし身さんの思いが描かれています。流産でつらい気持ちを経験したさし身さんが言えることは流産した自分を責めないでほしいということ、すべての妊娠出産が奇跡であるということ、そして全ての流産が誰にでも起こりうるということだそうです。

さし身さんは第1子を流産したことで、不育症などの原因に関する不安、今後妊娠できるのか？など将来への不安もあったといいます。そんな中、実家に帰省した際に聞いたのは｢こどもはまだ？」｢早く産んだほうがいいよ｣などの言葉。これらをさし身さんは呪いの言葉と表現しています。

何気なく発した一言が相手につらい思いをさせる可能性があるということ、特に不妊や子育てへの不安を持つ人には深い傷になることもあることを忘れてはいけません。本当に相手のことを思うなら、相手の立場を想像して寄り添うことが大切であると、改めて考えさせられる作品です。