味方じゃなかった…アイスに込められた残酷な意味

味方じゃなかった…アイスに込められた残酷な意味｜子供の性被害

Sくんがツマ子さんをいじめているところを目撃したSくんのおばあちゃんは、Sくんをきつく叱ります。ですが、ツマ子さんの腕に縛りあとを見つけると表情が変わり、「お父さんとお母さんには言わないで」とツマ子さんに口止めをしました。さらに、Sくんのおばあちゃんはアイスを持ってきて…。自分や子どもを守るため、知識や早めの性教育は大切だと改めて考えさせられるお話です。ツマ子(@tumakonofamily)さんの体験を元に描かれた、『子供の性被害』第19話をごらんください。

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【第1話から読む】子供の性被害

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「お父さんとお母さんには言わないで」「心配するといけないから」と口止めをした、Sくんのおばあちゃん。さらに、アイスを持ってきて、ツマ子さんの腕を冷やしながら、「これあげるから、絶対に言わないで」と釘を刺します。

味方だと思っていたおばあちゃんに口止めをされ、つらい気持ちを心の底へと沈めるしかないツマ子さん…。おばあちゃんの存在は、ツマ子さんにとって心を縛る鎖となり、ますます、身内に助けを求めにくくなってしまいましたね。

「どうしていいかわからない」口止めされSOSが出せない状況に…｜子供の性被害

味方だと思っていたSくんのおばあちゃんは、Sくんのしたことを「誰にも言わ…

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子供の性被害

身を守るための性教育

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ニュース番組で性加害や性虐待の話題を見かけることがあります。報道されているような事件の被害者に、わが子がならないでほしい…と考えている方はたくさんいると思います。

ツマ子さんは、小学一年生という幼さで性被害にあってしまいました。しかし、性教育を受けていなかったため「何をされたのか」「イヤな気持ちになったらどうすればいいか」「誰に助けを求めていいか」何もわかりませんでした。そして、問題を一人で抱え込み、つらい状況に陥ってしまったといいます。

もしも、当時のツマ子さんに性の知識があれば、自分がされてはいけないことをされたこと、親に相談すべきであることに気づけたかもしれません。

子どもが自分の身を守るための性教育の大切さについて、ツマ子さんは振り返ります。「まだわからない」「被害にあうはずがない」と考えず、お風呂などの日常的なシーンで性について話題にしてみることも大切です。身近なシーンから、プライベートゾーンや性について困ったときの相談方法などを子どもに伝えていけるといいですね。

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