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高校生で妊娠「わたしがいなくなれば」と考えた時に思ったこと

このお話は、著者・おたんこ助産師(@otanko_mw)さんが高校生だったとき、親友・ひまりが突然退学をし、妊娠・出産していたことを知ったときの様子が描かれています。過去に配信し大きな反響をよんだ『親友の妊娠』をダイジェスト版でごらんください。

©otanko_mw

【1話から読む】親友の妊娠

ひまりが産院を受診したとき、中絶できる週数を過ぎていることが発覚し、産む選択しか残されていませんでした。

その後、病院に通ったり、相手の家庭と話し合いをしたり、さらに父のガン治療があったりと、ひまりは両親が疲弊している様子を目の当たりにします。そして、自分が両親にどれほど迷惑をかけているのかと思い悩み一つの答えに至るのでした。

「わたしがいなくなれば」と考えたけれど…

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高校生で妊娠し、両親へ多大な負担をかけていることを実感してしまったひまり。ある日、ふらっと家を飛び出します。そしてわたしがいなくなれば…と考えてしまいますが、思い直すのでした。まだ高校生。これからやりたいこと・やり残したことがたくさんあります。最悪なケースにならず、本当によかったです。

ですが、生きたいと思いつつも、ひまりはこれから具体的にどうしたらいいのかわかりません。高校を中退してしまったため、これから仕事に就いて子どもを養っていけるのか、漠然とした不安を抱えていました。

そんなとき、タイミングよく高校の担任だった先生がひまりの元へ訪ねてきます。そして、先生は「いちばんツラいときに気づけず、話も聞いてあげられなくてごめん」と謝ったのです。どうやら、元担任はひまりが自主退学したあとも、ずっと気にかけていたようです。そして、ひまりが将来を悲観しているという話を聞き、アドバイスをくれたのでした。

思い知らされる、厳しい現実

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いまだに学歴社会の日本では、10代の妊娠・出産は貧困に直結します…。求人数も、給料などの待遇面でも、中卒と高卒とでは雲泥の差が。だからといって、子育てしながら普通高校に通えるほど、日本でのサポート体制は整っていません。

厳しい現実をつきつけられ、ますます不安に陥ります…。ですが、解決する手段があるようで、元担任は、これからのことについてもしっかり調べて来てくれたようです。

高校を中退しても、まだ将来への希望はある!

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ひまりの産んだら終わりじゃないという言葉から、出産後のことについても考えていたことが伝わってきますね。そして、子育てをしながら通信制高校になら通えるという選択肢を知り、未来へ明るい希望を持つことができました。

妊娠・出産ですべてを諦め、悲観してしまうのは簡単です。ですが、わが子のため、そして自分のためにも自分の足で立つことを決意したひまり。カッコイイですね!

本作では、著者・おたんこさんの親友が高校生で妊娠・出産した経験が、本人の目線でていねいに描かれています。子育てにお金はかかるもの。だからこそ、今後についての選択肢を知っておくことは希望に繋がります。

このあと、ひまりは無事に出産をし産後2か月ころから通信制高校へと通い始めます。学業と子育ての両立は容易ではありませんが、家族のサポートのおかげで、やりくりしていきます。

高校生の妊娠・出産をテーマに描かれている本作ですが、出産により大きく変わる女性の人生について、いろいろと考えさせられ、また励みをもらえる作品です。

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【全話読める】
親友の妊娠

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