赤ちゃんポストについて聞いたことがある人でも、日本では熊本に1か所しかないことや、これまでに150人以上もの赤ちゃんが預けられていることはご存じなかったのではないでしょうか。
赤ちゃんポストとは、大前提として赤ちゃんの命を守るために作られたもので、実際にたくさんの赤ちゃんを救ってきました。しかし、メリットだけではなく、安易な気持ちで子どもを手放してしまう人が増えることも考えられ、倫理上の問題、預けられた赤ちゃんの今後、運営上の負担などさまざまな問題や課題も持ちあがっています。
現在も稼働中の赤ちゃんポストですが、若い世代の認知度は低下しており、本来の目的を果たせない可能性も懸念されています。賛否両論ありますが、赤ちゃんを守るための赤ちゃんポストの重要性や、育児・出産に悩む方へのサポートなどは、今後も引き続き議論していくべき問題と言えるでしょう。









