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🔴【1話から読む】正社員で就職した会社をたった半年で辞めたら感謝された話
出社初日、主人公・たむさんは人事のアネ村さんに案内され、配属先である検査部であいさつ回りを行いました。教育係の主任・おつ野さんのあからさまな態度に少し引っかかるものを感じつつも、ひとまず無事に初日を終えます。
そして翌日からは、いよいよ現場での業務が始まります。
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隣で作業を見ながら覚えるようにと伝えるオツ野さん。てきぱきとした様子からは、頼りがいのある先輩という印象を受けます。
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それぞれの工程を丁寧に説明しながら見せてくれていますね。
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オツ野さんが丁寧に教えてくれたおかげもあり、たむさんは2週間が過ぎる頃にはひとりで作業を任されるまでに成長していました。
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しかし一方で、たむさんは次第に、職場内にあるはっきりとした力関係にも気づくようになります。どうやら配属された検査部では、教育係の主任・おつ野さんと、その補佐を務めるポネ山さんが大きな影響力を持っている様子。
現場の空気を見ていても、ふたりの言動には周囲も気を使っているように感じられます。
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オツ野さんから作業の流れを丁寧に教えてもらい、たむさんも少しずつ仕事に慣れてきた様子。教え方はわかりやすく、一見すると頼れる先輩に見えますが、同時にこの部署での「絶対的存在」であることも感じ取れます。
さらに、契約社員として働く2人に対して、オツ野さんが厳しく接している場面を目にし、たむさんは強い違和感を覚えます。どうやらその態度は一時的なものではなく、日常的なもののようです。
人事のアネ村さんが言っていた「女性ばかりだけど大丈夫?」という一言。その意味が、たむさんにも少しずつ見えてきたのかもしれません。
🔴【続きを読む】「何年やってんのよ!」外国人の従業員にきつく当たる主任
社内いじめに立ち向かう勇気
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今回の主人公・たむさんは、正社員として入社した企業でお局2人のパワハラを目の当たりにします。嫌がらせを受けていたのは、契約社員の外国人労働者。わざと難しい作業を彼女たちに回しては叱責するお局に、他の従業員も完全に委縮し、誰も逆らうことができませんでした。
そんなある日、お局に意見したことで、自身がいじめのターゲットにされてしまったたむさん。それからは外国人労働者のマリア、エレナと交流を持つようになり、彼女たちの優しさに触れながら、部署内を良くしようと決意します。
最終的に、入社して半年で辞めることとなったたむさんでしたが、在職中の活動によって部署内の環境が改善され、以前より働きやすくなったことを後に知ったのでした。
諦めかけながらも周囲を巻き込んで行動したことによって、仲間を救えたことに安心したたむさん。誰かが苦しむ姿を見て見ぬ振りせず、自分のできることをやり続けた姿に勇気をもらえる作品です。
辰ノたむ・エッセイ漫画家(@tatsuno_tamu)さんのインスタグラム
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