©shiori_midori_kaka
20代の日々を楽しんでいた、著者のシオリさんは、恋人であるギンジとの結婚が決まり、順風満帆な日々を送っていました。
ただ、幼いころから病院と縁のある生活を送っていたようで、数年に1度は入院をしたり、手術をしたりといったことがあったそうです。そんなシオリさんは1か月に2度生理が来ることについて気にしており、思い立って病院に行くことにしました。
©shiori_midori_kaka
©shiori_midori_kaka
©shiori_midori_kaka
©shiori_midori_kaka
©shiori_midori_kaka
©shiori_midori_kaka
©shiori_midori_kaka
生理不順が心配でも、仕事が忙しくて病院に行けなかったシオリさん。思い立ったのが土曜日で、無事に見てくれる病院が見つかって良かったですね。
少しでも気になることがあれば早めの受診を
©shiori_midori_kaka
©shiori_midori_kaka
©shiori_midori_kaka
当時20代だった著者・シオリさんは月2回生理がくることが気になり、婦人科を受診します。生理についてはストレスが原因と言われますが、診察の結果、片方の卵巣に異常が見つかりました。病名は「成熟嚢胞性奇形腫」という聞きなれないものでした。
治療方針は病院や医師によって異なりますが、シオリさんは担当医から手術を勧められます。その後、大きな総合病院に入院して受けた手術は成功。しかし一方で、腫瘍を取り除いたため片方の卵巣の大きさは半分になりました。ただ、シオリさんは「早期発見のおかげで卵巣を半分残すことができた」とこの時の体験を振り返っています。
手術ののち、2度の出産を経験したシオリさんは、自身の経験から早期受診の大切さを漫画を通して伝えたいと考えこの作品を描いたということです。婦人科にかかることに抵抗がある人もいるでしょうが、日ごろから定期検診などでかかりつけの婦人科医を見つけておくと、いざという時に相談に乗ってもらいやすくなりますよね。
『20代で片方の卵巣が半分になった話』は普段から自分の体の声に耳を傾け、少しでも違和感がある際は医師の診察を受け、適切なメンテンナンスをすることの大切さを学べる作品です。
- 横浜総合病院 婦人科内視鏡手術センター「疾患と治療について 卵巣腫瘍」(https://yokoso.or.jp/gyne_naishikyo/medical/syuyou.html,2025年4月23日最終閲覧)
- 八王子クリニック「女性の病気 各病気に適した検査を行うことで早期発見につなげることができます。」(https://hachicli.or.jp/dock/dock-disease-women.html,2025年4月23日最終閲覧)
シオリ🦚【セキララエッセイ漫画】(@shiori_midori_kaka)さんのインスタグラム