©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
帰り道で待ち伏せしていた同級生
Kちゃんが不登校になってからというもの、ツマ子さんはプリントを届けに通っていました。2人でおしゃべりするのが日課となっていたようですね。
そして学校では、ツマ子さんはBちゃんと一緒にいることが増えました。しかも、Bちゃんはツマ子さんに、「わたしのいちばんの友だちになってね」と言っていたのです。異様な執着心を感じます。この待ち伏せも、イヤな予感がします…。
何が起きた?同級生に叩かれた瞬間
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
暴力や暴言を振るうBちゃんは、カッとなると手がつけられない性格のようでした。その時、たまたま通りかかった女性が間に入ってくれたおかげで、ツマ子さんはBちゃんから離れ、なんとか家に帰ることができました。
しかし、家に帰っても、友人に暴力を振るわれたことを家族に打ち明けられませんでした。ツマ子さんはその出来事を胸の内に秘めることにしたのです。
被害者児童が転校した日
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
©tumakonofamily
Bちゃんからいじめを受けていたKちゃんは、やがて転校していきました。Kちゃんがいなくなることに寂しさを感じつつも、いじめが終わることへの安堵感もあり、ツマ子さんは複雑な気持ちだったようです。
Kちゃんの転校は、ツマ子さんとBちゃんの関係にも変化をもたらしました。これを機に二人の交流はなくなり、Bちゃんはツマ子さんとは別の友人グループの中で過ごすようになったそうです。
この作品は、著者であるツマ子さんがいじめを目撃し、自身もその被害に遭った経験を描いたものです。ツマ子さんは当時の出来事を「大人になっても忘れられず、ふとした時に思い出して落ち込んでしまう」と語っています。加害者は忘れてしまうようなことでも、被害者にとっては深く、長く残る心の傷となるのです。いじめがなくなり、これ以上誰も傷つくことのない社会になることを願わずにはいられません。