©神谷もち
🔴【第1話から読む】コーヒーをシンクに捨てた夫…妻の"優しすぎる一言"に「二度と飲むなってこと?」と逆ギレ
つかまり立ちを始めた娘の「様子を見ていてほしいと」すぐるにお願いをした、かすみさん。ですが、直後に娘は転んでしまいます。かすみさんは すぐるが「スマホばかり見ていた」と指摘しましたが、すぐるは「娘をちゃんと見ていた」と言い張り…。
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つかまり立ちを覚えたばかりの次女は、すぐに転んでしまいます。だからこそ、様子を「見てて」とお願いしたのですが…。
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すぐるは手に持っていたスマホの画面から、一度も顔をあげませんでした。
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「目の端で見ていた」と言い張る、すぐる。ですが、かすさんは「対応できないなら見ていないのと一緒」と的確な意見を伝えます。
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妻の正論に対し、すぐるは素直に謝罪をしました。
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しかし、「二度とスマホは見るなってことね」と、またしても極論を主張し始めました。
おさない娘がケガをしないようにと、お願いしただけなのに…かすみさんの言葉や気持ちがまったく伝わっていないようですね。
🔴【次話を読む】妻に全負担「専業主婦だから」→夫が平然と口にした"地獄の一言"
「家族のために頑張ってる」のは同じ
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本作は、モラハラ気質の夫と向き合う専業主婦の姿を通じ、「家族」のあり方を問いかける物語です。
かすみさんは、家事や育児を一手に担い、2人の娘を育てながら、夫・すぐるさんを支えています。日々の生活の中で、子どもたちの将来を考え、家族を思いやり、夫にもねぎらいの言葉を欠かしませんでした。ですが、すぐるさんは、そんな、かすみさんの人生や気持ちに寄り添おうとはしません。
「自分が稼いでいるから」「妻が家庭を守るのは当然」と考え、かすみさんの努力に感謝することなく、思い通りにならないと怒りをぶつけてしまいます…。
そして、すぐるさんのある行動をきっかけとして、かすみさんはついに、「離婚」を意識し始めます。
「家族のために」という気持ちは、本来、互いを思いやることから生まれるもの。独りよがりになれば、それは、ただの「押し付け」になってしまいます。一番近くにいるのは、他でもない「家族」です。家族への感謝や思いを、日々、言葉や行動で伝えることの大切さを、静かに教えてくれる作品です。
神谷もち(@mochidosukoi)さんのブログ『もちログ』
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