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「ごめんね、もう頑張れない」そう言った妹に、私が返した精一杯の想い|卵巣がんと私

このお話は、作者・つきママ(@tsukimama34)さんが、フォロワーさんの実体験をもとに描いた作品です。主人公・苗さんが卵巣がんと診断され、家族と共に向き合っていく日々を、前半は苗さん視点、後半は兄の視点から描いています。『卵巣がんと私』第55話をごらんください。

©tsukimama34

【1話から読む】卵巣がんと私

卵巣がんと診断され、抗がん剤治療を受けていた苗さん。はじめは順調だったものの、今度は十二指腸にもがんが見つかります。その後、主治医や夫の知り合いの先生にもこれ以上の治療は難しいと言われ…。

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気持ちに迷いがあったことを語る苗さん。

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つらい治療はもうやめて、穏やかに過ごしたい苗さん。

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「充分にがんばった」夫が支えます。

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ずっと治療を続けてきた苗さんでしたが、その間も治療を続けるかやめるか葛藤していたことを話します。調子がいいと頑張れますが、どんなにやっても成果が出ないときはつらいだけですよね。

これ以上は頑張れないと正直に話すのはとても勇気のいることだったでしょう。周りの人たちを第一に考える苗さんにとっては、なおさら苦しんだと思います。そんな妹のために、豊さんは兄として何ができるのか考えます。

🔴【続きを読む】「見つけた…」妹の決断を支えるため、私にできることは全部やる

【全話まとめて読む】
卵巣がんと私

家族で支え合って懸命に生きる

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長引く腰痛に悩んでいた主人公・苗さんは、兄が勤務する病院で診察を受けることになりました。整形外科や泌尿器科での検査の結果は問題なかったものの、婦人科での検査で「卵巣がん」が判明します。

その後、苗さんは抗がん剤治療を懸命に続け、一時は病状も良くなっていきますが、今度は十二指腸でがんが見つかります。主治医の煮え切らない態度にモヤモヤし、東洋医学を頼りにする苗さん。心配した夫は、別の病院で働く医師で大学時代の先輩・丸田先生の元へ苗さんを連れていきますが、すでに手術ができる状況ではなく、緩和治療へと切り替えることにしたのでした。

体がつらい中でも、いつも周りのことを気にかけながらがんと闘い続けた苗さん。夫や家族は、彼女の意思を尊重しつつ自分たちにできることを考え、最後まで苗さんに寄り添いました。

日ごろから体の変化に注意を向け、小さな異変でも検査を受ける意識が、命を守る大きな一歩になることを教えてくれるエピソードです。

つきママ(@tsukimama34)さんのインスタグラム

🔴【全話読む】卵巣がんと私

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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