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卵巣がんと診断され、抗がん剤治療を受けていた苗さん。はじめは順調だったものの、今度は十二指腸にもがんが見つかり、治療が難しくなります。その後、緩和治療に切り替えて…。
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苗さんとみる桜はこれで最後、そのことが胸に刺さります。
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ミドリさんと苗さんの仲の良さが伝わってきます。
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苗さんとミドリさんは、また来週会う約束をします。
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会える人には会いたいという苗さんの思いを聞き、母親を連れてくると宣言した従姉妹。兄・豊さんも、父親と弟・稔さんに苗さんの現状を伝える許可を取ります。
お互いに後悔のないように、できるだけのことはしておきたいですよね。家族と穏やかに過ごしたいという苗さんの願いを、みんなで叶えてあげてほしいです。
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家族で支え合って懸命に生きる
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長引く腰痛に悩んでいた主人公・苗さんは、兄が勤務する病院で診察を受けることになりました。整形外科や泌尿器科での検査の結果は問題なかったものの、婦人科での検査で「卵巣がん」が判明します。
その後、苗さんは抗がん剤治療を懸命に続け、一時は病状も良くなっていきますが、今度は十二指腸でがんが見つかります。主治医の煮え切らない態度にモヤモヤし、東洋医学を頼りにする苗さん。心配した夫は、別の病院で働く医師で大学時代の先輩・丸田先生の元へ苗さんを連れていきますが、すでに手術ができる状況ではなく、緩和治療へと切り替えることにしたのでした。
体がつらい中でも、いつも周りのことを気にかけながらがんと闘い続けた苗さん。夫や家族は、彼女の意思を尊重しつつ自分たちにできることを考え、最後まで苗さんに寄り添いました。
日ごろから体の変化に注意を向け、小さな異変でも検査を受ける意識が、命を守る大きな一歩になることを教えてくれるエピソードです。
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