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卵巣がんと診断され、抗がん剤治療を受けていた苗さん。はじめは順調だったものの、今度は十二指腸にもがんが見つかり、治療が難しくなります。その後、緩和治療に切り替えて…。
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いなくなったあとのことを心配する苗さん。
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苗さんは、薬の影響で眠ることが増えていました。
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さらに強い薬を使用することになった苗さん。
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自分がいなくなった後の夫を心配する苗さん。兄・豊さんは、心配しなくても大丈夫と声をかけ、苗さんは安心したように眠りました。
その後、苗さんの夫に、来週から強い薬を使うことになったと聞かされ言葉を失う豊さん。近いうちに話もできなくなるようで、刻一刻とそのときが迫っていることを自覚します。
🔴【続きを読む】眠っている時間が増えていく妹…会話できる日々が少しずつ奪われていく
家族で支え合って懸命に生きる
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長引く腰痛に悩んでいた主人公・苗さんは、兄が勤務する病院で診察を受けることになりました。整形外科や泌尿器科での検査の結果は問題なかったものの、婦人科での検査で「卵巣がん」が判明します。
その後、苗さんは抗がん剤治療を懸命に続け、一時は病状も良くなっていきますが、今度は十二指腸でがんが見つかります。主治医の煮え切らない態度にモヤモヤし、東洋医学を頼りにする苗さん。心配した夫は、別の病院で働く医師で大学時代の先輩・丸田先生の元へ苗さんを連れていきますが、すでに手術ができる状況ではなく、緩和治療へと切り替えることにしたのでした。
体がつらい中でも、いつも周りのことを気にかけながらがんと闘い続けた苗さん。夫や家族は、彼女の意思を尊重しつつ自分たちにできることを考え、最後まで苗さんに寄り添いました。
日ごろから体の変化に注意を向け、小さな異変でも検査を受ける意識が、命を守る大きな一歩になることを教えてくれるエピソードです。
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