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子どもたちの撮影が終わり、商品選びの段階に入りました。すると突然母親が「ポーズや表情が衣装に合っていない!」と言い始めました。
対応したパートのふみよさんも困っていると、母親は撮り直しを要求してきました。
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撮影を近くで見ていた母親は表情についていつでも注文できる状況でしたが、何も言わなかったはず。なのに、撮影後になっていきなり「表情が衣装に合わない」と言ってきたのです。
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ふみよさんは撮影できた写真から「おすまし顔」に近そうなものを提案しますが、母親は納得しませんでした。
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母親は洋装の撮影のポーズにも納得できていないようです。
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洋装ではおしとやかな表情を浮かべていた子どもたちですが、母親の好みには合わなかったようです。撮影時に注文を付ければカメラマンがポージングなどを変更することもできたのに、撮影後に言われても困りますよね…。
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撮影中もカメラマンの永吉さんは、母親に要望を聞きポーズや表情の確認を何度もしました。その時は特に何も言ってこなかったのですが…。
撮影後、写真が気に入らなかったのか、母親は撮り直しを要求してきました。
カスタマーハラスメントの実態と対応策
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顧客が店員に対し、長時間の拘束や同じ内容のクレームを繰り返す・侮辱や暴言を吐くなどの行為を行うカスタマーハラスメント(以下カスハラ)。この漫画の著者・永吉さんも、10年以上前に勤めていた職場でカスハラに遭ったといいます。
当時、写真館でカメラマンとして働いていた永吉さん。七五三の撮影で、橘一家が来店しました。子どもの撮影そのものは順調でしたが、商品選びの段階になり、母親から表情やポーズが納得いかないとクレームがあり、後日撮り直しに…。さらに2回目以降の撮影でも、母親は言いがかりのような発言を繰り返しカメラマンの交代まで要求します。最終的に店長が対応し納得して退店したものの、後日またもや来店。公衆の面前で怒鳴り散らすほどの執拗なカスハラを繰り返したといいます。とても怖く、理不尽な経験だったことが伺えます。
カスハラを受けたと感じたら、まずは1人で太刀打ちせずに上司に報告して指示を仰ぎましょう。対応は1人で行わず、複数人で問題を共有することで、カスハラを増長させない防御をすることが大事です。『それ今でいうカスハラですから』は、カスハラの実態と対応策について学べる作品です。
まえだ永吉/エッセイ漫画(@eikiccy)さんのインスタグラム
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