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繁忙期で現場もデスクも仕事が増えていき、Tさんはなかなか資料作りに取り組めないようです。3か月がたち、体制も少しずつ変わります。Tさんもようやく資料作りに着手し、発表会に向けて準備が進みはじめました。
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Tさんの秀逸なテーマ選定に、社員たちは目を見張ります。過去の資料を模倣したのではないかと疑惑が持ち上がりますが、その気配はありません。課長も様子を見守ることにしました。
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現場仕事はさらなる繁忙を迎え、デスク側も仕事が増えています。この時点では、Tさんが資料作成している様子は見られません。
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通常、発表者は2~3か月前から資料作りをするため、この時期、手を付けていなくても不思議はありません。課長は、Tさんが資料作成に取り組むのも、来月辺りからになるだろうと予測しています。
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発表会に向けたTさんの資料作りは、ようやく始動しました。忙しい現場と事務の間を調整しながら、課長もTさんの動きを見守ります。今のところは順調に見えますが、過去のことを考えるとまだ油断はできません。
🔴【次話を読む】"問題発覚"秒読み!資料の違和感を暴いた同僚の行動
いろんな価値観が交差する職場
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どんな環境でも、人が集まればいろいろな考え方や行動の違いがあるものです。職場もまた例外ではなく、単に仕事をこなすだけの場所ではありません。日々、多くの人が関わりを持つ、「小さな社会」のようなものだと感じさせられますね。
Tさんは、上司や同僚から注意を受けても、自分のやり方を貫き、周囲に混乱をもたらしました。周囲の人はトラブルに巻き込まれながらも、Tさんの長所をいかそうとしたり、名誉挽回のために場を提案したりと、柔軟に対応をしました。しかし、最終的には、そんな配慮に対しても裏切られる結果となります。
一方、Tさんとの関わりを通じて「どうしたら理解し合えたか」「どこで線引きをすべきか」など、職場での人間関係について向き合う機会にもなりました。人はみんな違って当然。だからこそ、丁寧に理解をすり合わせていくことが大切なのかもしれませんね。
職場での人間関係について、改めて考えさせられる内容であり、「働くこと」と「人と関わること」の両方の難しさと温かさを描いた作品でした。
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