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Tさんが作成した資料に、ふと違和感を覚えた同僚社員。Tさんの資料に写っている機械の写真には、あるはずのヒビがありませんでした。同僚社員は、そのヒビを去年作ってしまった張本人だからこそ、気付くことができたようです。
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同僚が先輩さんに見せたのは、作業室に保管してある機器の画像でした。Tさんの資料写真には、あるものが写っていないと言います…。
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Tさんの資料に掲載されている機器の画像には、傷がありませんでした。しかし、実際に作業室に置いてあるこの支社の機器には、表面にヒビが入っているのです。
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ヒビを入れた犯人は同僚自身だったため、写真の違和感に気が付いたのです。ヒビを入れたのは去年のこと…しかし、画像の機器には、ヒビがありません。
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同僚は、Tさんがまた以前のように、誰かの資料を写しているのではないかと指摘します。
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同僚の気づきにより、Tさんの資料の不自然さがうかび上がりました。本人の実力だと信じたかった気持ちの裏で、「また人の資料を写したのかもしれない」という不安がよぎります。
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いろんな価値観が交差する職場
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どんな環境でも、人が集まればいろいろな考え方や行動の違いがあるものです。職場もまた例外ではなく、単に仕事をこなすだけの場所ではありません。日々、多くの人が関わりを持つ、「小さな社会」のようなものだと感じさせられますね。
Tさんは、上司や同僚から注意を受けても、自分のやり方を貫き、周囲に混乱をもたらしました。周囲の人はトラブルに巻き込まれながらも、Tさんの長所をいかそうとしたり、名誉挽回のために場を提案したりと、柔軟に対応をしました。しかし、最終的には、そんな配慮に対しても裏切られる結果となります。
一方、Tさんとの関わりを通じて「どうしたら理解し合えたか」「どこで線引きをすべきか」など、職場での人間関係について向き合う機会にもなりました。人はみんな違って当然。だからこそ、丁寧に理解をすり合わせていくことが大切なのかもしれませんね。
職場での人間関係について、改めて考えさせられる内容であり、「働くこと」と「人と関わること」の両方の難しさと温かさを描いた作品でした。
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