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お父さんが早朝に出勤してしまうことで泣いてしまうこーくん。お父さんの協力と、みゅこさんのおまじないで、どうにか登園を続けます。
ところがこの日、みゅこさんがエレベータのボタンを押したのを見て、こーくんは泣いてしまいました。
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こーくんが泣いたのは、自分でエレベータのボタンを押したかったからでした。みゅこさんが「もう一回押していいよ」となだめます。
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お迎えに来るからね、と告げるみゅこさん。すると、今まで登園時には泣かなかったこーくんが「さみしい」と涙をほろり…。
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「おかーさんがいないとさみしい」と泣いてしまうこーくん。みゅこさんもたまらなくなり、「なるべく早くお迎え来るからね!」と約束します。
知らない場所、知らない言葉の中での生活の一週間は、緊張の連続だったのでしょう。
【続きを読む】登園も交流も順調…なのに息子がつぶやいた本音|ぼくはオーストラリアの保育園に行きたくない
新しい環境に親子で挑戦!数々の困難に立ち向かい、成長した我が子
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「おとうさんのところに行きたい」という息子・こーくんのひと言がきっかけで、みゅこさんは思い切って単身赴任中の夫を追い、親子でオーストラリアへの移住を決意します。
ところが出発直前、到着日がお父さんの出張と重なっていることが判明。現地に着いてもすぐには家族がそろわず、みゅこさんが一人でこーくんを保育園に連れて行くことになります。日本と違う保育環境に戸惑い、登園を嫌がるこーくん。みゅこさん自身も不安を感じながらのスタートでしたが、少しずつこーくんも園に慣れ、笑顔が戻っていきました。
ところが今度は、国内での引っ越しが決まり、せっかく慣れた保育園ともお別れすることに。再び見知らぬ土地と新しい園での生活が始まり、こーくんはまた登園を渋るようになります。けれど時間が経つにつれ、新しい友達や先生とも打ち解け、安心して通えるようになっていきました。そして、現地での生活にも自信がつき、小学校入学に向けて前向きな気持ちで準備を進めていくようになります。
子どもにとって保育園は、家族以外とつながる初めての「社会」。環境の変化に戸惑うのは当然です。それでも、そばで見守ってくれる大人の存在があれば、子どもは少しずつ環境に順応していけるのだと感じさせてくれます。
みゅこさんとこーくんの経験は、異文化の中でも親子で支え合いながら成長していけること、そして新しい環境の中に安心できる居場所を見つけていけることを教えてくれる心温まるお話です。
日向(ひゅうが)みゅこ(@myuco_baby)さんのインスタグラム
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