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授かり婚で義両親と初対面…義母「うちの子は純朴」地獄の始まり|ハラスメント義実家から逃げ出した話

授かり婚で始まった結婚生活。しかし、それは主人公ヒカリにとって、義母と夫の常識外れの言動に翻弄される地獄の始まりでした。嫁として認められようと努力しても届かない思い、金銭的な負担、そして夫の隠された借金。極めつけは衝撃の逮捕。追い詰められたヒカリは、愛する我が子と自身の未来を守るため、苦渋の決断を下します。

🔴【全話読む】ハラスメント義実家から逃げ出した話

若くして授かり婚を選んだヒカリは、介護士のケイゴとの幸せな未来を信じていた。だが、義母の冷たい一言が、その希望を静かに打ち砕き、地獄の始まりを告げた――。

幸せなはずだった授かり婚...義母の一言で崩れた希望

義母 PIXTA

私はヒカリ。当時、彼だったケイゴと授かり婚で結婚することになりました。彼は介護士として真面目に働いていて、純朴な人柄だと思っていました。お腹には新しい命が宿っていて、これから幸せな家庭を築けるはず、そう信じていたんです。正直、当時の私は若く、一人で子どもを育てていく勇気もありませんでした。

結婚するにあたって、義両親に挨拶に行くことになりました。初めて会うケイゴの両親。緊張しながらも、これからの家族として良い関係を築きたいと、心から願っていました。

しかし、その初対面で、義母が私に放った言葉は、今でも忘れられません。

「うちの子は純朴だから、避妊の仕方も分からなくて妊娠させてしまったのよ」―――

沈黙しか選べなかった私と、見抜けなかった地獄の入口

落ち込む PIXTA

耳を疑いました。そして、続けて義母は、私を値踏みするように、こう言い放ったのです。

「うちの子は貴方とは違って真面目ですから。うちにはしきたりもございますし」

その当時の私は、ミルクティー色の髪をしていました。派手な格好をしていたわけではありませんが、きっと私の身なりを見て、そう言われたのだと思います。介護士という真面目な仕事をしている元旦那とは、私のような女は釣り合わないと、義母は言いたかったのでしょう。

正直、その時は私が大事な息子さんをたぶらかしたと、義母に思われていたんだと思います。私は何も言い返せず、ただ俯くしかありませんでした。

でも、お腹の子の父親であることには変わりありません。そして、私自身も若く、シングルで子どもを育てていく勇気もなかった。だから、その言葉を飲み込んで、ケイゴと結婚しました。この時は、まだ義母の真意がわかっていませんでした。これが、これから始まる地獄の序章であることは、薄々感じ取っていました。

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あとがき:私はたぶらかし女? 義母の一言が胸を刺した結婚のはじまり

物語の始まりは、授かり婚という形で始まるヒカリさんの結婚生活。義両親との初対面で、義母が放った「うちの子は純朴だから避妊の仕方も分からなくて」という衝撃的な言葉と、ヒカリさんの身なりを侮辱するような態度。これから始まる嫁姑関係の険悪な予兆を感じます。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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