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毎晩のようにくる、義母からの連絡に頭を悩ませている優香。義父が他界し、さみしさからか、義母の行動はエスカレートしていくばかりです。「義母と縁を切りたい」と考えた優香は…。
エスカレートする義母の言動
「はぁ、まただ……」
スマホ画面に表示された通知を見て、私は深くため息をついた。時刻は深夜1時。送り主は、もちろんあの人――義母、洋子だ。
私は優香、33歳。夫の直樹と結婚して6年。専業主婦として、5歳の長男ダイキと3歳の長女ハルカの育児に奮闘中。近ごろ、毎晩のようにくる義母からの連絡に頭を悩ませ、不眠気味になっている。
夫の直樹は29歳。おだやかで優しい性格の持ち主だ。
大手企業に勤めていて、仕事も真面目にこなしている。直樹は一人っ子だから、最初は実母の肩を持つこともあったけれど、日に日にエスカレートする義母の言動には、さすがにイヤ気がさしているようだった。
そして、私の心を癒やしてくれるのは、愛しい子どもたち…。ダイキは元気いっぱいの男の子で、ハルカは天真爛漫な女の子。彼らの笑顔を見るたび、私は「この子たちのためにも、強くならなきゃ」と、心に誓うのだ。
義母と縁を切りたい!
私たちを悩ませる義母・洋子は、63歳。常に誰かと一緒にいたがる人だ。
義父が他界してから、私たち夫婦との同居を強く望んでいたけれど、義母の言動を見て断った。
寂しがり屋なのはわかるけれど、彼女の言動は度を越えている…。同居が叶わないと知ると、私たちに愚痴のようなLINEを送りつけてくるようになったのだ。
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返信しないと、さらに畳み掛けるようにメッセージが送られてくる…。まるで、私が直樹と連絡を取らせていないかのような口ぶり。一体いつになったら解放されるのだろう。
私は心の中で何度も叫んだ。
「義母と縁を切りたい!」
匿名SNSを開き、私は悩みを打ち明けた。
「義母とどんな風に縁を切ったらいいか教えてほしい。もしくは、関わるとしたらどんなことか…。注意してることや縁を切ってよかったこと、失敗したことを参考にしたいので教えてください」
私と同じように悩んでいる人はきっといるはずだ…。そして、もしかしたら、この苦しみから抜け出すヒントがあるかもしれない。私は、ワラにもすがる思いで助けを求めていた。
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あとがき:親族との距離感
優香は夫・直樹と2人の子どもと幸せな家庭生活を送っていました。しかし、そんな優香は、義母・洋子について頭を抱えていたのです。洋子は義父の他界後、寂しさゆえか、優香の家庭にひんぱんに干渉してきます…。毎晩のように送られてくるLINEに、優香も次第にノイローゼ気味になっていくのでした。
親族との同居については、少なくとも結婚前にきちんと話し合う必要がありますよね。もちろん、やむお得ない事情や、結婚後に意思が変わる可能性も十分に考えられます。ですが、同居についての考え方や意思表示をすることは、トラブルを回避するため、お互いにとっても大切なことですね。
また、お互いの家庭を十分に尊重することや、いくら親族とはいえ、必要以上に干渉しないことも忘れてはいけませんね。「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、度を超えると良い関係を築けない結果になりかねません。親族との関係について、改めて考えさせられます。
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