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🔴【第1話から読む】「許したのに…」夫の浮気癖に悩む28歳妻の葛藤|結婚後も出会い系アプリを消さない夫の末路
夫の健太は、普段は優しく、美咲に対して気遣いを見せる良い夫だった。しかし、その一見平穏な日常の裏には、美咲の想像を遥かに超える裏切りが隠されていたのだった…。
夫のスマホに隠された真実
ある日の夜、美咲は夫のスマホを手に取った。先日の出会い系アプリの件が頭から離れず、どうしても確認したかったのだ。
アプリは削除されていたものの、美咲の指は無意識のうちにLINEのアイコンをタップしていた。画面に表示されたのは、見慣れない女性たちのアイコンと、そこから続くやり取りの数々だった。
10人…いや、もしかしたらもっといるのかもしれない。その数の多さに、美咲は驚きを通り越し、もはや何も感じなくなった。
美咲は、夫の過去の行いを思い出した。付き合ってから結婚するまでに、トータルで5回は裏切られていた。
そのたびに「もう二度としない」と謝罪し、美咲も信じて許してきた。
しかし、浮気の相手は毎回違う女性だった。
浮気を繰り返す夫の心理
健太の浮気の理由は、美咲にとっては理解不能なものだった。「ただのひまつぶし」「ゲーム感覚なんだ」と彼は言っていた。相手に感情が入ることはまずない、と。
美咲は、その言葉が本当だと感じていた。なぜなら、彼の行動には特定の女性への執着が見られず、ただただ遊びとして割り切っている様子だったからだ。セックスレスという現実も、美咲を苦しめていた。
美咲は健太が淡泊なタイプなのかと思っていたが、健太が複数の女性と関係を持っていたことを知った今、そうではないと確信した。健太は、前妻とも浮気が原因で離婚している。それは、彼が浮気をやめられない体質であることの何よりの証拠だった。
繰り返される裏切りと麻痺した心
夫の度重なる裏切りに、美咲の心は悲しみや怒りといった感情を失っていた。代わりに支配していたのは、「無」という感覚だった。目の前の現実をただ受け入れるしかない。そう感じていた。
取材を進めていく中で、専門家は「何度も裏切られると、人は防衛本能として感情を麻痺させることがある」と指摘した。美咲さんの心も、夫の裏切りという現実から自身を守るために、感情をシャットアウトしてしまったのかもしれない。
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あとがき:浮気常習者と向き合うための教訓
夫が浮気を「ゲーム感覚」と捉えている場合、話し合いによって関係を修復することは非常に困難です。
なぜなら、彼らにとって浮気は「裏切り」ではなく「遊び」であり、罪悪感を感じていないケースが多いからです。このような相手には、感情的に訴えかけるのではなく、物理的な距離を置くことが有効な場合があるでしょう。
また、過去の裏切りや前妻との離婚歴など、相手の行動パターンを客観的に分析し、今後の関係をどうするか冷静に判断することが重要です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。
今回のケースのように「無」の感情に陥る前に、第三者である専門家に相談することも有効な手段となります。










