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子どもがやりたい習い事、スクール選びはどんな基準で?
子どもから「やってみたい」と言われた習い事は、できればかなえてあげたいですよね。一方、何を習うかはもちろん、どんな場所で誰から習うのかという点も大事です。入会金や月謝もかかることですし、失敗がないようしっかりとリサーチしたいところでしょう。
息子さんから「プログラミングを勉強したい」と相談されたという投稿者・青猫さん。どう対応したのでしょうか。
息子がプログラミング勉強したいってオンラインスクールのサイト見せてきたから、運営会社を調べて採用情報のインストラクター募集欄を見せながら「時給1,080円で必須スキルがワードとエクセルって書いてあるやろ? つまり、ほぼ素人の先生やからここは止めとけ」って情報の追い方を教えてあげた。 ※1
プログラミングのオンラインスクールのサイトを見た青猫さん。ホームページに書かれている情報からどんな先生を採用しているのかを調べた結果「ほぼ素人の先生が授業を担当している」と想像できたといいます。習い事のホームページではメリットやいい部分しか書かれていなくても、どんな求人をしているか調べれば、先生のレベルを推測できるというわけですね。
この投稿に「その発想はなかった」「塾や家庭教師もそうかも」などのリプライがついていました。ホームページ上の情報だけでなく、どんな人材を採用しているかというのはよい着目点ですよね。息子さんとしても、良い先生を探す方法を知れる貴重な機会になったのではないでしょうか。ネットの情報との付き合い方を考えさせられる、学びあるエピソードでした。
サイゼ常連の息子と外食へ
投稿者・虫明さんの息子はふだんから友人とサイゼリヤによく通っているそう。ある日、虫明さんから夕食にサイゼリヤに行こうと声を掛けると、いかにもプロな言い方でOKしてくれたそうで…?
やること全然終わらんので、夜ごはんサイゼリヤにしようかと思い、普段から友達とめっちゃサイゼ行ってる息子に「ごめんプロサイゼリヤーの息子さん、今日のごはんサイゼでいい?」と聞くと「いいんですかそんな、僕なんかとサイゼリヤ行っていいんですか?世界変わっちゃいますよ?」と言われました。 ※2
プロサイゼリヤーは、ピザとドリンクバーの注文番号を暗記しており何も見ずにスマホで番号を打ち込み注文していた。かっこいい。 ※3
それで席を立ちながら「あ、ママは自分のスマホから注文してくれていいから。別のデバイスから注文しても、お会計は一緒になるから安心して。」と言い残してドリンクバーを取りに去っていった。 ※4
「この小エビのタラコソースのスパゲッティっておいしそうだね?」と言うと「あ、おいしいよ。でも僕は普通のたらこスパゲッティ派。あ、もうたらこスパゲッティは頼んだから大丈夫だよ!」とのことでいつのまにかピザとパスタを両方頼んでいた。で、全部食べていた。 ※5
「サイゼに行くときは、新商品を試すか、安いやつを片っ端から頼んで量で攻めるか、どっちにするかテーマを決めといた方がいい。今日はママとだから好きなだけ頼む日ね。あと、サイゼで大事なのはデザートなんですよ。プリンがうまい。でも今日は僕は行くよ、ティラミスとプリンのセットです。」 ※6
注文番号をみないで頼めるほどの「プロサイゼリヤー」だという息子さん。おすすめ料理の解説も、デザートの思い切りのよさも完璧ですね。まさにサイゼリヤを知り尽くしたプロの雰囲気が出ています。
この投稿に「サイゼリヤを堪能できて羨ましい」「愉快な関係!」などのリプライが寄せられました。息子さんにサイゼリヤの魅力を教わる母の様子から、仲の良さが伝わってくる温かい投稿でした。
虫明 麻衣|mai mushiake(@hannarry)さんのX
家族旅行を楽しい思い出にしてくれた母に感謝
現代はインターネットも普及し、個人でスマホを持っているので、旅行にのときも施設の事前予約が簡単にできたり、飛行機や新幹線のチケットも手元のスマホで取れたりしますよね。
それでも、やはり家族で、しかも子どもも連れての旅行となるといろいろな準備に時間がかかりますし、万が一のトラブルに備えての心構えも必要です。
これが、スマホもインターネットもない時代は、準備も移動もきっと今より大変だったはず。今回、投稿者の華南a.k.a 蒼子さんは、自分が両親に連れて行ってもらった家族旅行について、母に心を寄せてある投稿をしました。
うちの家族はよく旅行に行く家族だったけど行くと決まって母親がいっぱいいっぱいになって、キーってなる瞬間があって。
それを父親が「ゆっくりでいいからさ」と宥めることは多々あったんだけど。
今にして思えば当時の母は私と同じ歳の29歳で2人子供連れてネットもない時代に代理店まで行って計画 ※7
立てて、父親と交代交代で車運転しながら何をしでかすかわからない後ろに乗ってる限りなく赤子に近い子供を連れて旅行に行ってたのマジで偉いよな。それも、全部本当に本当に楽しい旅行で全部覚えてるし、彼女は彼女なりに家族を楽しませたくて、まだ若くて自分も旅行に行きたくてワクワクしながら ※8
1人で企画してたんだろうなあと思うとなんだかキュッとした気持ちになってしまう。
この年齢になっても夏休みや冬休みがなんとなく楽しみでそわそわするのは幸せなあの旅行の記憶が自分の根元にしっかりあるからなんだろうなあ。 ※9
夏休みや冬休みに家族で行った旅行の思い出が、大人になっても楽しかったと心に残っている人もいますよね。子どもの立場ではただワクワクと待っていれば良かった旅行も、保護者側になると計画や準備に結構気力・体力が必要と分かります。そんな家族旅行の準備を1人で仕切っていた華南a.k.a 蒼子さんのお母さんは本当にしっかりした人だったんでしょうね。
この投稿には「子供が楽しい思い出として、覚えていてくれたら、最高です。」「お母さん、よく頑張られましたね。」「帰ったらドッと疲れてたけど写真を見るとああ物より思い出とはよく言ったもんだなと懐かしく思い出します。」といったリプライがついていました。
今も昔も大変だったとしても子どもを連れて旅行に行くのは「この子が大きくなった時、良い思い出が残るように」という親の気持ちがきっとそこにあるからでしょう。
華南a.k.a 蒼子さんが冬休みや夏休みを楽しみにできていることで、あの時のお母さんの頑張りは十分むくわれている気がします。考えさせられつつも心がほんわかする、やさしい投稿でした。










