©amatou_kotton
【第1話から読む】「非常識な人」はどっち?子ども会の役員で“とんでもない人”と組んだ話
勇気を出して席を立った女性。きっと仲間だと感じた瞬間
主人公の山吹さんは、町内の子ども会で役員をしています。そして、この子ども会ではべき子さんという自分の正義が第一という性格の人が数年にわたり会長を務めていました。
べき子さんの言動について、山吹さんがことあるごとに「おかしくない?」と感じていましたが、あまりにも勢いの強いべき子さんの態度に、山吹さんは反論はおろか声をあげることもできていませんでした。
ある時はべき子さんの暴走で、役員の1人「桃井さん」が子ども会を辞めることになったり、新1年生向けのイベントではお菓子屋さんに無理強いをしたりということがありましが、それでもべき子さんに反論できる人はいない状況が続いていました。
そんなある日、次のイベントに関する話し合いの際、べき子さんは話し合いそっちのけでおしゃべりばかりし始めます。その状況に他の役員の人たちは困っていたのですが…。
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
©amatou_kotton
強い態度や言葉で相手の行動を封じるべき子さんの言動が良くないことは確かなのですが、「言っても仕方ない」「後がめんどくさい」という理由で反論してこなかった自分たちに対しても、山吹さんは「これで良かったのか」と考えています。
社会の中にあっては、「その場はとりあえず波風立たないようにやり過ごせればいい」という瞬間もありますよね。自分の心を守るためにそれが最善の方法の場合もあります。一方で、反論できるのではあれば反論した方が組織や日常がよりスムーズに回るようになる場合もあります。
何でもかんでもぶつかって突破することがベストではありませんが、少し勇気を出せば改善するケースだと思えるなら、1人で闘うのではなく仲間と一緒に立ち向かうのも大切なことなのかもしれませんね。










