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主人公・山吹さんは、子どもが通う小学校の役員になり、今日はその役員会の初日。役員の仕事の中に、児童宅を訪問することによる子ども会への勧誘が盛り込まれていました。それに対し1人の役員が「無駄じゃないですか?」と言うと、子ども会会長・べき子さんが「例年も行っている」と言い、どうも意見が通らない様子で…。
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子ども会の役員で集まり、話し合いをしています。何やら、険悪なムードが漂っていますね…。
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今日は、子ども会役員の最初の仕事の日。「入会しない」人への対応について、意見が割れます。
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「入会しない」お宅に、わざわざ訪問するのは、手間ですよね…。
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会長は「ルールだから」と、せっかくの意見を否定。
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意見を出しただけなのに「非常識な人」と、言われてしまいました。
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「ルールを変えたほうがいいのでは」という意見が会長を怒らせたよう。役員の意見を受けたなら、その内容をみんなで検討した方がよい議論になりそうなものですが…。
「非常識」と発言した会長は、どうも融通が利かない人のようです。
🔴【次話を読む】「こういう人、本当にいるよね…」子ども会の“強制”勧誘を断ったら、偏見まみれの会長からの一方的な宣告|非常識な人
「非常識」という言葉で他人を否定する人
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本作は、著者・こっとんさんによる体験談漫画。子ども会の役員になった主人公・山吹さんやその役員会メンバーたちが、会長のべき子さんによる自己中心的な言動に振り回されたエピソードが描かれています。
べき子さんは、数年に渡り子ども会の会長をしている人。「例年通り」という言葉がよく出てくるほど、子ども会のことを知り尽くしているようです。べき子さんは子ども会のまとめ役として責任感が強いのかと思いきや、実は自己中心的な人でした。自分の思い通りにならないと高圧的な態度になる、パワハラ気質な部分も見られます。
他の役員の意見を聞かず「例年通り」と言い続けるべき子さんに対し、役員メンバーは波風立てないために反論しなくなっていきます。さらに、家庭の事情で役員会に遅刻した人にも厳しい言葉をかけ、周囲の人はどんどんべき子さんから離れていきます。
自分と他人の意見は違うのは当たり前。それを自分と違うからといって「非常識」と片付けていては、相手との良い関係を築くことはできません。狭い視野で相手に意見を押し付けていないか、相手の立場を考えて発言できているか、自分の言動も見直したくなる作品です。
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