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【1話から読む】なぜ不妊治療の病院に子どもが…!? 患者が感じた深い怒り|みんな私に配慮して
夫のバー通いが招いた「妻の発狂」
主人公の高畑キリコは31歳の女性です。結婚して4年、不妊治療を始めて1年が過ぎました。当初、タイミング法で不妊治療を進めていたキリコは、うまく治療が進まなかったため、途中で人工授精へとステップを進めます。妊活がうまく実を結ばないと悩んでいたころ、キリコは周囲のあらゆるものに「配慮がない!」と怒っていました。
しかし、1回目の人工授精で妊娠できた後、キリコの言動は一変。妊娠している自分に配慮できないものはどんなものでもおかしい!という態度をとるように…。妊娠中、大好きなお酒を断っているキリコは、夫がお酒を飲もうとしたり、お酒が出る場に足を運ぶことを「妊婦に配慮がない!」と激怒して詰め寄りるようになります。
そんなキリコの様子に、夫のりょうじはへとへと。つい、愚痴を言いたくなり職場の後輩と一緒にバーに行ったのですが…。
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神谷もち(@mochidosukoi)さんのブログ『もちログ』
食事をしたから遅くなったという夫のりょうじさんの言葉を一旦は信じたキリコさんでしたが、翌朝、りょうじさんの財布から「バーのレシート」を発見したことでキリコさんの怒りは頂点に達していました。キリコさんの態度は怖く、言い返すのも精一杯になりそうです。
仕事の愚痴、日ごろの諸々の愚痴など、りょうじさんだって吐き出したい気持ちはあるはず。だからこそ、キリコさんとは真正面から意見をぶつけ合い、理解し合える端緒を作ることが必要だったかもしれません。普段のキリコさんの様子から冷静に話し合う時間をもつのは難しかったかもしれませんが、ことなかれで逃げてしまうりょうじさんはどこかまだ「妊娠や出産に自分は関係ない」という気持ちがあるように感じます。










