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校長先生はいじめっこふたりと、いじめの口実となった名簿を置きっぱなしにしていた担任の先生をきつく叱ったと言います。そして「アゲちゃんさんが自分から教室に行こうと思うまでは、校長室に登校していいからね」と寄り添ってくれました。アゲちゃんさんは「明日も校長室に登校する」と決意します。
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いじめっこは「名簿を勝手に見たアゲちゃんさんに腹が立って悪口を言った」と言い訳をしているようですが、それはただの口実であることは分かっています。やはり、いじめの理由は特になかったのです。
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ふたりのいじめっこは、校長先生との話し合いで泣いていたそう。優しそうな校長先生が一体どんな𠮟り方をしたのか、気になります。名簿を開いて置いていた担任の先生も、きつく注意してくれていました。
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「自分から教室に行こうと思うまでは校長室に登校していい」と言ってもらえて、アゲちゃんさんには新たな居場所が見つかりました。「明日はどうする?」と母親に聞かれて、「校長室に登校する」と笑顔で答えます。
🔴【続きを読む】ケーキと紅茶、そして笑顔。傷ついた心を癒やす「校長室おもてなし登校」
教室でも家庭でもない「第三の居場所」
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もしもわが子が不登校やいじめに直面したら、親としては「学校に行かせるべきか、休ませるべきか」という二択に追い詰められ、焦りを感じてしまうのではないでしょうか。しかし、不登校の子どもに寄り添う形は、決してその二つだけではありません。
小学生時代にいじめにあい、教室に入ることができなくなっていた漫画の著者・アゲちゃんさんに提案されたのは「校長室登校」でした。すてきな校長先生との交流を経て元気を取り戻したアゲちゃんさんは、やがて教室に戻り、無事に小学校を卒業することができました。
作品に登場する校長先生の印象的な言葉「心の風船」。一度傷ついた心は、無理に膨らませようとしてもすぐには元に戻りません。大切なのは、学校という場所への復帰を急ぐことではなく、まずはその子が安心して呼吸できる「第三の居場所」を見つけてあげることです。
もちろん、全ての学校が校長室登校に対応できるわけではありませんが、保健室や市町村の教育支援センター、フリースクールなど、選択肢は多岐にわたります。不登校の解決策は「行く・行かない」の二つだけではないこと、学校に行けないときにも味方は必ずいることを教えてくれる作品です。
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