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偶然会ったクラスメイトから「校長室でケーキを食べていてずるい」と言われたアゲちゃんさんは「確かに校長室登校は楽しいけど、教室にいたい」とひとり涙します。その後、元気がない様子のアゲちゃんさんに気がついた校長先生はアゲちゃんさんに「金魚にエサをあげてみないか」と提案します。
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校長室登校を「ずるい」と言い放ったクラスメイトに、「じゃあ、いじめも代わってよ」とわきあがる黒い感情。「そんなこと思ったらダメだ」とすぐに思い直します。
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トイレで涙を拭いて、校長室に戻ります。校長先生はすぐに、アゲちゃんさんが落ち込んでいることに気がついたようです。
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いじめられずに、毎日教室に登校できるみんなが羨ましい。校庭を眺めるアゲちゃんさんに、校長先生は「金魚にエサをあげてみない?」と尋ねます。
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教室でも家庭でもない「第三の居場所」
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もしもわが子が不登校やいじめに直面したら、親としては「学校に行かせるべきか、休ませるべきか」という二択に追い詰められ、焦りを感じてしまうのではないでしょうか。しかし、不登校の子どもに寄り添う形は、決してその二つだけではありません。
小学生時代にいじめにあい、教室に入ることができなくなっていた漫画の著者・アゲちゃんさんに提案されたのは「校長室登校」でした。すてきな校長先生との交流を経て元気を取り戻したアゲちゃんさんは、やがて教室に戻り、無事に小学校を卒業することができました。
作品に登場する校長先生の印象的な言葉「心の風船」。一度傷ついた心は、無理に膨らませようとしてもすぐには元に戻りません。大切なのは、学校という場所への復帰を急ぐことではなく、まずはその子が安心して呼吸できる「第三の居場所」を見つけてあげることです。
もちろん、全ての学校が校長室登校に対応できるわけではありませんが、保健室や市町村の教育支援センター、フリースクールなど、選択肢は多岐にわたります。不登校の解決策は「行く・行かない」の二つだけではないこと、学校に行けないときにも味方は必ずいることを教えてくれる作品です。
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