©mirinboshi_kangaeru
みりんぼしだよさんは、最初から夫の言いなりになっていたわけではありません。夫は妻から意に沿わないことを言われると「そんなことを言うなら、キャッシュカードを返して」と、経済的な事情をたてにしてきたのです。
夫と対等な立場になるために働き始めますが、職場が合わなくてすぐに退職。持病があるため、非常勤フルタイムで働くのが精一杯です。そんな中で乳がんが発覚し「手術が終わったら、自分の気持ちを描き、不平等な現実と戦う」と心に決めたのでした。
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目が覚めると、医療スタッフたちが「手術終わりましたよ」と声をかけてくれています。まだ意識がはっきりしないみりんぼしだよさんの耳に届いたのは「リンパへの転移なかったよ」の言葉でした。
クセが強く見えた医師でしたが、必死に伝えようとしてくれている姿からは優しさがにじみ出ています。返事ができないみりんぼしだよさんは「聞こえてるよ、ありがとう」と、心の中でつぶやくのでした。
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- 国立がん研究センター中央病院「乳房X線検査 (マンモグラフィ)」(https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/radiological_technology/radiological_diagnosis/xsenkensa/020/020.html,2026年10月7日最終閲覧)
- がんの種類別情報 乳がんを学ぶ「乳がんの検査と診断」(https://www.ganclass.jp/kind/breast/checkup,2026年10月7日最終閲覧)
自分を愛し、自分のために生きる大切さ
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病気や予期せぬ困難が襲ってきたとき、私たちは深い不安や絶望に囚われてしまいがちですよね。漫画の著者・みりんぼしだよさんは、幼少期の経験から自己肯定感が低く、自分の気持ちを素直に伝えるのが苦手でした。
乳がんが発覚した際、夫の心無い態度にショックを受けますが「わが子たちのために生きたい、わが子たちを守らなければならない」という強い思いが、彼女をつき動かします。闘病中、「迷惑をかけてはいけないとひとりで抱え込まず、人を頼ってもいいんだ」「自分の感情を素に出していいんだ」と、自分を受け入れられるようになりました。
すぐにすべてが変わったわけではありませんが、理不尽な状況に正面から向き合い、少しずつ自分を守る行動ができるようになると、周囲との関係に変化が訪れていきます。
手術を乗り越えた後「自分のことを大好きなまま大人になってほしい」と願い、保育士として日々子どもと向き合う、みりんぼしだよさん。逆境に立ち向かう過程で自分を労わる術を学び、より良い未来を切り拓いていく姿に、勇気と希望をもらえる作品です。
みりんぼしだよ(@mirinboshi_kangaeru)さんのインスタグラム
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