場面緘黙症の次女|家では明るく元気。けれど、外では言葉や行動につながらない
家族以外に強い緊張感をいだいたり、家以外の場所で言葉が出なかったりといった症状になる場面緘黙症。まりまり(@marimari_ot)さんの次女も悩まされていました。学校への通学もなかなか大変でなんとかこなしていた矢先、長期の休校となってしまいます。ようやく慣れてきたのに、また行けなくなったらどうしようと不安になるまりまりさんだったのですが…。『場面緘黙症の次女』をごらんください。
学校など特定の場所や話せなくなったり、家族以外の人には強く緊張したりする場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)と診断された、まりまり(@marimari_ot)さんの次女。小学3年生に進級したものの、新型コロナウイルスの影響で学校が3月~5月まで休校になります。2か月も学校へ行かない状態だと、よくない影響があるのでは、と心配をするまりまりさんでしたが…。『場面緘黙症の次女』第1話をごらんください。
小学3年生に進級した矢先、新型コロナウイルスの影響で休校に。せっかく通学できるようになった状況だったということもあり、場面緘黙症の次女に影響があるのではと、まりまり(@marimari_ot)さんは不安に。しかし、そんな不安はよい意味で裏切られるのでした。『場面緘黙症の次女』第2話をごらんください。
休校明けに保護者会へ参加した、まりまり(@marimari_ot)さん。新しい担任の先生は、保護者に子どもたちの様子を見せるため動画を用意してくれていました。休み時間中は音楽を流し、自由参加のダンスタイムを設けているとのこと。場面緘黙症の次女はどうなのか、過ごし方が明らかに。『場面緘黙症の次女』第3話をごらんください。
保護者会では、休み時間に行われるダンスタイムの様子が流され、1人でカーテンの後ろに隠れる次女が映し出されました。その様子を見て心を痛めるまりまり(@marimari_ot)さん。しかし、隠れることでストレスを回避しているのだと考え直したまりまりさんは、家に帰ってから次女と話をすることに。『場面緘黙症の次女』第4話をごらんください。
休み時間のダンスタイム、次女がカーテンの後ろに隠れていることを否定せず話を聞いたまりまり(@marimari_ot)さん。長女も次女の様子を見に行ってくれていたことや、隠れているとき何をしているか聞き、その答えに不安な気持ちが消えていきます。『場面緘黙症の次女』第5話をごらんください。
担任の先生との面談へいどむまりまり(@marimari_ot)さん。2年生から児童精神科に通い、場面緘黙症の診断が出ていることを先生に話します。しかし、先生は場面緘黙症のことがよく分からず、引き継ぎもされていないことに少しがっかりしてしまいます。『場面緘黙症の次女』第6話をごらんください。
昨年度からの引継ぎが無く、担任の先生に場面緘黙症のことを一から説明するまりまり(@marimari_ot)さん。実際は「話したくても話せない」という状態なのに、「1人が好きなのでは」「他の子と話したくないのでは」と積極的に関わらないと思っていることが判明。しかし、次女の気持ちも知ろうとしてくれているようで…。『場面緘黙症の次女』第7話をごらんください。
場面緘黙症の次女は、自己主張しないこともあり「問題ない」と放っておかれることも。昨年の先生は積極的に関わろうとしなかったものの、今年の先生は次女を分かろうとしてくれてほっとするまりまり(@marimari_ot)さん。さらに、連絡ノートで毎日日記を書けるようにしてくれていた先生から質問があります。『場面緘黙症の次女』第8話をごらんください。
面談で先生に「次女にこうして欲しいということはないか」と聞かれたまりまり(@marimari_ot)さん。今できることを維持したい、本人ができないことへも挑戦の機会を持って欲しいなどと希望を伝えます。不安になるまりまりさんでしたが、先生の態度に安心するのでした。『場面緘黙症の次女』第9話をごらんください。
面談で次女のことをしっかり伝えられたまりまり(@marimari_ot)さん。さらに、先生から具体的に困っていることはないか聞かれます。次女対してしつこく「何か話して」と要求するクラスメイトのことも伝え、改善への熱意を見せてくれる先生に安心するのでした。『場面緘黙症の次女』第10話をごらんください。
先生との面談で、しっかり前向きに話し合えたことへ安堵するまりまり(@marimari_ot)さん。そして、いつもより遅く始まった学校は夏休みを経て新学期へ。学校から帰ってきた次女は、うれしそうに「今日、いいことあったんだ」と報告を始めます。『場面緘黙症の次女』第11話をごらんください。
次女のクラスでは「クラスしんぶん」が多く作られるように。次女の描いた絵の他、さまざまなクラスメイトの得意なものが載っていると楽しそうに話してくれました。まりまり(@marimari_ot)さんも、先生へ感謝の気持ちをいだいたものの、作業量の多さへ心配な気持ちをいだきます。『場面緘黙症の次女』第12話をごらんください。
ある日次女が持って帰ってきたテストに、落書きがされているのを見つけるまりまり(@marimari_ot)さん。先生から何か言われているのではないかと心配になり聞いてみると、怒られるどころかほめてもらえる、とのこと。テストに落書きしてはいけないことも知っているようですが、容認してくれている理由は?『場面緘黙症の次女』第13話をごらんください。
先生のおかげで、クラスで安心して過ごせるようになった次女。ある日、まりまり(@marimari_ot)さんは体育の時間にドロケイをしたと聞きます。1人も捕まえられなかったと少し残念そうに話す次女。詳細を聞いてみると、次女がまだクラスメイトと遊ぶのに難しさを感じていると察するのでした。『場面緘黙症の次女』第14話をごらんください。
ある日、次女は「気持ちをみんなに伝えるのが苦手」と言い出します。この発言にまりまり(@marimari_ot)さんはびっくり。隣の席の子が面白いことを言っても、自分だけうまく笑えず、伝わらないことを自覚したようです。落ち込む次女に、まりまりさんは「自分で気が付いたのはすごい」とはげますのでした。『場面緘黙症の次女』第15話をごらんください。
2学期の面談にやってきたまりまり(@marimari_ot)さんは、次女にとって教室が安心していられる場所となり、先生へお礼を言います。自宅でも変化が見られ、うれしい気持ちを伝えると先生も喜んでいました。一方、クラスでの様子をうかがうとまだ難しい面もあるようで…。『場面緘黙症の次女』第16話をごらんください。
次女がまだ、クラスメイトとのコミュニケーションをなかなか取れていないことを面談で知り、残念に思うまりまり(@marimari_ot)さん。しかし、授業中に少しずつ声を出せるようになっていると聞き感動。先生の小さな働きかけにより、変化が訪れていることを知るのでした。『場面緘黙症の次女』第17話をごらんください。
先生の配慮に、心から感謝の言葉が出たまりまり(@marimari_ot)さん。次女は連絡帳にもいろいろと書いており、先生にも次女の気持ちがしっかりと伝わっている様子。先生側から気になる点をまりまりさんが恐る恐る聞いてみると、ある回答が返ってきます。『場面緘黙症の次女』第18話をごらんください。
3学期の始業式を迎えた日、帰ってきた次女から突然「学校好きだよ」と告げられるまりまり(@marimari_ot)さん。3年生の始めのころ、休み時間にカーテンの裏へ隠れていたことを思うと、日々の積み重ねにより次女の心に大きな変化が起きたのだと感じるのでした。『場面緘黙症の次女』第19話をごらんください。
3年生の3学期、次女のクラスで卒業生を送る会のボランティアを募っていました。朝少し早く来ることになるものの、できる人は手を挙げてという先生の言葉に、次女も行動します。学校から帰ってきた次女の報告を聞き、驚くまりまり(@marimari_ot)さんなのでした。『場面緘黙症の次女』第20話をごらんください。
卒業生を送る会の準備へ、率先して参加をした次女。当日作業を手伝いますが、挨拶や返事はできず、他の子よりも動けなかった様子。帰ってきてからまりまり(@marimari_ot)さんに「ほとんど何もできなかった」と言いますが、そこには自分への否定は決してしない姿がありました。『場面緘黙症の次女』第21話をごらんください。
ボランティアに参加した次女は、思ったように動けなかったものの自分で手を挙げて参加したことが大きな自信に。元来、好奇心旺盛で何でもやりたがる性格ながら、場面緘黙症の影響で学校などでは好奇心を発揮できずにいました。今回、その殻を少し破ることができてまりまり(@marimari_ot)さんもうれしくなるのでした。『場面緘黙症の次女』第22話をごらんください。
姉妹をアートスクールへ通わせていたまりまり(@marimari_ot)さん。しかし、ある日辞めたいと言い出す長女。次女は姉と一緒だからこそ、安心して通えていたこともあり、理由を聞いてみてもその意思は固く、困ってしまいます。一人だと通うのは無理、と言い切る次女に対し、まりまりさんはある行動に出ます。『場面緘黙症の次女』第23話をごらんください。
学校だけでなく、一人で習いごとも行けるようになったまりまりさん(@marimari_ot)の次女。大きな成長が見られた3年生の1年間でしたが、とうとう終業式を迎えます。よい先生やクラスメイトに恵まれ、「また同じクラスがいい、同じ先生がいい」と次女が泣き崩れ…。ここまで変わったことに、まりまりさんはうれしく思うのでした。『場面緘黙症の次女』最終話をごらんください。