出産や育児だけでなく、結婚や就職の際にも申請すれば受け取れる手当金もあるんですよ。
結婚手当金
共済組合に加入している場合、結婚をした際に「結婚手当金」というものが支給されます。給付額は、約8万円です。
しかし、こちらの手当金については、現在廃止になっている組合もあるため、自分がどの組合に加入しているのか、事前に調べておくことが必要です。
再就職手当金
再就職手当とは、その名の通り再就職することにより、一種の就職お祝い金のような制度です。
再就職以前に、この手当を給付されたことのない方、また、新しい職場にて、1年を超えて引き続き雇用される見込みのある方などの条件を満たすと、手当金を受け取ることができます。
怪我、またその他の手当金
怪我や病気になってしまった時にも、それ相応に見合った手当金があるんです。
障害手当金
障害手当金とは、病気や怪我による障害の程度が軽い場合に、一時的に受け取れる手当金のことを指します。
受けとる条件としては、厚生年金保険に加入していること、初診から5年以内に完治していることが条件となります。また、完治してから5年以内に申請することが必須となります。5年経過してしまうと、申請しても受け取ることが出来ないので、注意が必要です。
傷病手当金
傷病手当金とは、病気の治療や入院で仕事を休職しなければならない時に、その家族の生活を保障するための制度です。支給額は、日給の3分の2程度ほどです。
支給対象となる方は、健康保険に加入していること、連続する4日以上休職した場合、休職中に給料の支払いがないことが条件となります。支給期間は、最長で1年6ヶ月です。この日数を越えてしまうと休職せさずを負えない状況でも、受け取ることはできないので、注意が必要です。
失業給付金
出産に伴い会社を辞めた人は、失業給付金を受けることができます。支給額は基本的に「退職直前の1日あたりの賃金×6割」となります。
失業給付金は、支給期間は勤務年数などにより異なります。手続き方法ですが、失業給付金は、働く意志があり求職中であることが条件ですので、ハローワークに行き、失業認定を受けなくてはなりません。
失業手当(基本手当)の受給期間は、原則として退職日の翌日から1年以内となっています。出産の場合はすぐには無理ですので、支給期限を最長4年まで延長できます。申請は退職後30日が経過した後の1ヶ月間しかできないので注意してください。


