1児のママである福田萌さんについて
SNSの普及によってママやパパになった多くの芸能人のみなさんの育児ぶりが垣間見られるようになりました。タレントの福田萌さんもブログを通して情報を発信している一人。
育児エピソードの前に福田萌さんについて少し紹介します。
福田萌さんのプロフィール
- 生年月日:1985年6月5日
- 出身地:岩手県滝沢村(現在・滝沢市)
- 最終学歴:横浜国立大学経営学部
大学在学中からタレント活動を開始。バラエティ番組からドラマ出演まで幅広く活躍されています。中でも高学歴芸能人とくくられることも多く、クイズ番組にもよく出演しています。
2012年オリエンタルラジオの中田敦彦さんとご自身の誕生日に入籍。2013年7月29日に女の子のママになりました。出産は予定日より1ヶ月も早い早産だったんだとか。
ママ一年目はみんな大変!
初めて子供を産んだ時からみんな「ママ一年生」。右も左もわからずに毎日いっぱいいっぱい。それは芸能人だって同じなんです。
福田萌さんは妊娠中は「出産したら母親スイッチが入って聖母マリアのようになるんだろうな」とキラキラした生活を想像していたそう。
実際にはそんなスイッチは入らずに毎日疲労困憊で「私が悪いの?」「私が変なの?」と自分を責めていたそう。
余裕がない
アツヒコサンに
「バージョンアップしてるなぁ~」
と言われたことが、
私の「そーなの!スイッチ」が
押された瞬間なんだと思いました。
「そーなの!近所のママ友の家まで私の足だと5分なのに、娘と歩くと30分もかかるの!」
「そーなの!ごみ捨て場に行くにも、娘に靴履かせなきゃだし、ゴミで両手がふさがってる中ドア開けたり押さえたり、エレベーターに挟まれないように娘を見たり、ゴミを積極的に触りに行くのを制御したり、たいへんだと思うと、行きたくなくなるの!」
(中略)
パパだって仕事ありえないくらい頑張ってるのにね…。
それは、何かを代わりにしてほしい、
とか、
褒めてほしい、ってわけじゃなく、
とにかく、わかってほしい!
大変だなあ、いつも…
って思ってほしい! 出典: ameblo.jp
2015年3月のブログです。1歳8か月になったお子さんは歩くのも上手になって怖いもの知らずだからこそ何にでもさわる、どこにでも行く。目が離せない状態ですよね。
育児と仕事を両立する生活の中でお気に入りのグラスを立て続けに3個も割ってしまったそう。忙しくて気が付かないけど何か起こった時に「私、今いっぱいいっぱいだ」って気が付くんですよね。
そんなある日、夫が活発になった我が子を見て「パワーアップしてるな」の言葉。それに「そーなの!(分かって!)」のスイッチがはいってしまった福田さん。
福田萌さんのこの言葉、「うん、うん」とうなずくママも多いのでは?
共感した読者からのコメント
行き詰まる育児ですが、ブログ見させていただいて、自分だけじゃない!と気持ちが楽になり、涙がでてきました。
頑張らなくては!の気持ちが沸いてきました 出典: ameblo.jp
「こんなに大変なのは私だけ?」「私の育児の方法が間違っているの?」不安になることが多いのが育児です。みんな同じなんだって思うだけでも気が楽になり、安心感からまた涙がこぼれる・・・・情報発信の大切さを感じますね。
なぜ不安で孤独なの?
私の不安と孤独のスイッチを押し、
誰かと一緒にいたい、誰かに子育てを助けて欲しい
と思わせることで
一人では子育てできないように
自分に仕向けられていたのだ、
と思うと、
産後は誰しもそうなるものなのだ、
と納得し、安心しました。
今でも涙が滲みそうな産後のあの日々。
主人が「いってきます」とドアをパタンと閉めたときのどうしようもない気持ち…。
赤ちゃんが生まれて幸せなのに、
どうしてこんなに辛いのか…。 出典: ameblo.jp
NHKスペシャル『ママたちが非常事態』を見た後、出産直後のご自身を振り返ってのブログです。科学的に出産直後に不安感や孤独感を感じるのはなぜなのかを解明した番組です。
それは脳内のエストロゲンという物質が減少するせい。女性は太古の昔からコミュニティの中で協力して子育てをしてきた歴史があり、人間は一人だけで子育てをするプログラムがないんだとか。
それを聞いた福田萌さんが産後の自分の状態がなぜそうだったのか理解し、安心したそう。
「赤ちゃんが産まれて幸せ」でも不安で寂しくて涙が出てくる・・・・・ほとんどすべてのママが経験したことではないのでしょうか。
私自身も当時はいっぱいいっぱいで毎日泣いていました。科学的に解明されることで「みんなそうなんだ」と安心感も生まれますね。
「私も同じ」読者のコメント
今や10歳と8歳になった2児の母です。
息子を産んで退院してきてから、2カ月くらいの間、夫を行ってらっしゃいしながら、涙を流していました。
今思えば、何がそんなに不安だったのか、記憶もないくらい笑い話にできるのですが・・・。
そういうことだったのですね。何だかすっきりしました!
不安で不安で、朝、目覚めると涙が出て、夜の寝かしつけでは泣く我が子をどうしていいか分からず、産んだことさえ後悔していた自分。
そんな自分を恥じていました。 出典: ameblo.jp
当時を振り返ると今となっては懐かしい思い出。なんであんなに泣けていたのか、子供を産んだことを心のどこかで後悔しているの?ってまた悩んだりして。
それが科学的に解明されることで「やっぱり産んで幸せだったんだ」と確認できました。同じようなコメントが多数。やはりみんな同じなのですね。
夫、オリラジ中田さんの存在も大きな支えです
出産直後はママ友もなく、実家も遠方で頼れる人がいない。不安な気持ちのままネットで調べてもでてくるのは育児法ばかりでママの心理についてはどこにもでていない。
「自分だけなの?」とさらに不安感がつのる・・・そんな状態の福田萌さんを支えたのは夫の中田敦彦さん。
超多忙なスケジュールを調整して休みをとり、積極的に育児に参加してくれるようになったのです。
子育てでいっぱいいっぱいの辛い気持ちをブログに綴るとそれを読んだ中田さんが「いつもいつも大変なんだね、ありがとう」と声をかけてくれたんだとか。
その時は甘えられなかったようですが、そうとう嬉しかった様子。
一番近くにいて分かち合ってほしいのが旦那様。その相手から「わかってもらえる」というのが一番のエネルギーになりますね。
「妻と娘には毎日『好き』と『かわいい』をいう」という中田さん、まさに「あっちゃん、かっこい~♡」
子育てで、不安で孤独なのはみんな一緒
私も産後は不安でいっぱいでした。夜中に泣き始める我が子。ミルクをあげておむつを替えて抱いていると寝るんだけど、布団に寝かせたとたんに泣き始める。泣いている子供を抱きながら暗い部屋の中で涙を流していました。
産後一か月の検診で助産師さんに相談する機会がありました。すると助産師さんは笑顔でこう答えました。「みんな一緒よ。だって10ヶ月の間ママのお腹の中でずっと一緒にいたんだもの。離されたら悲しいに決まってるじゃない。育児の方法が悪いとかそういうのじゃないのよ」と。
この言葉を聞いてすっと心が軽くなりました。「みんな同じ」ただこの言葉に救われたものです。
しかしそれも今では子育ての思い出のひとつ。涙を流した分だけ子供との絆が生まれ、子供が笑ったとき、寝返りをうったとき、言葉を話した時の幸せ感が何倍にもなるのかもしれません。