子供の医療保険、入るべき?
子供が生まれるとき学資保険を検討された方は多いのではないでしょうか?では医療保険はどうですか?実は約半数の方が加入を見送るそうです。
子供は乳幼児医療の助成があり医療費が無料、またはかかったとしても少額だから保険は必要無いというのがその理由ですが…果たして本当に大丈夫なのでしょうか?
子供が入院した場合、医療費以外にかかるお金
確かに子供の医療費は就学前、または小学生までなど自治体によって様々ではありますが無料のところが多いようですね!
しかし万が一大きなけがや病気で入院・通院となると医療費以外にも色々なお金がかかるんです。以下に一例をあげてみます。
- 交通費
- 食事代
- 個室にした場合、差額
- 付き添い人の食事代
更にママがパートなどをしている場合、子供の入院には付き添わなければなりません。仕事を休んでお給料は減り、出費が増える…無料だから大丈夫!とは言いがたいですよね。
子供の医療保険に入る時期は?
それでは子供の医療保険に入るとして、時期はいつ頃が良いのでしょうか?万が一生まれてすぐに大きな疾患が見つかりそれで入院治療となると、もう保険には入れません。
大人と同様に医療保険は健康なうちにしか入れませんので、加入するなら生まれてすぐが良いでしょう。妊娠中のママはぜひパパと相談して検討してみてください。
子どもの医療保険おすすめ7選&体験談も!
医療保険といっても大人ほど手厚くする必要はないかと思います。先ほど紹介したとおり医療費自体は自治体の助成があるからです。
必要なのは諸経費なので、最低限の保障で月々の負担が少ないもの、また18歳以上も継続して入れるものが良いでしょう。以下におすすめの保険を5つあげてみます。
なお補償金額等については2022年12月調べとなっております。詳細は各保険会社などに問い合わせをお願いします。
①都道府県民共済
県民・都民・府民、これらを総称して都道府県民共済としています。子どもが加入できるのは生命共済のこども型。
こども1型は月掛金 1,000円で入院1日当たり5,000円、ケガ通院1日当たり2,000円の保障、こども2型は月掛金 2,000円で保障内容は1型の2倍になります。入院やケガによる通院も1日目から保障され、第三者への損害賠償もあるので基本的な保障は万全です。
都道府県民共済に加入した先輩ママの体験談
掛け金が安く、保障が必要になったときの対応が早いのもうれしいですね。
②コープ共済
子どものケガや病気を保障してくれるのは、満19歳まで加入できる《たすけあい》ジュニアコース。
掛け金は1,000円で入院1日当たり6,000円、ケガ通院1日当たり2,000円の内容で、満30歳まで保障が続きます。後遺障害や重度障害、子どもや契約者の死亡等への保障もしっかりケアされています。
月々プラス140円で上限3億円の第三者への個人賠償責任保険がつけられます。
コープ共済に加入した先輩ママの体験談
2人とも出産後すぐに保険かけました。
上の子は最近初めてお世話になりましたが、下の子は生後2ヶ月の頃に緊急検査入院となり病名の診断名がつくまで2ヶ月入院しました。お守り代わりに入った保険でしたが早めに入っといてよかったね、も主人と話しています😊
掛け金が安く保障内容も手厚いので、子どもが産まれたらすぐに加入しておくと安心ですね!
③JA共済
12歳までの子どもが加入できるこども共済は、貯蓄性や保障の充実性などのニーズにあわせて3タイプから選ぶことができます。病気または災害で後遺障害が残ったときは300万円保障されるなど、手厚い保障内容。
そこにライフプランや将来設計に合わせて、医療共済を自由に組み合わせることができます。0歳から加入できる医療共済は、日帰り入院からまとまった一時金が受け取れます。
JA共済に加入した先輩ママの体験談
JAのこども共済は、学資金を確保できる高い貯蓄性があるので、将来の教育プランなどとあわせて医療共済を組み合わせるのがおすすめです。
④アフラック 医療保険 EVER Prime
掛け金は年齢や性別、特約の有無などにより変動します。たとえば、加入年齢0歳で入院給付金日額を5,000円とした場合、月の掛け金は健康祝い金なしプランで1,357円、健康祝い金ありプランで2,047円。
入院給付金のほかに、手術給付金が1回につき5・20万円、疾病・災害通院給付金が1日につき5,000円で、ほかにもさまざまな特約を追加することができます。
健康祝い金は、継続10日以上の入院に対する疾病・災害入院給付金の支払いがない場合に、3年ごとに2.5万円給付されるものです。
⑤オリックス生命 医療保険キュア・ネクスト
0歳から80歳まで加入でき、入院給付金日額を10,000円か5,000円から選ぶことができます。掛け金は保険料払込期間によっても変動し、もっとも安くなる終身払いの場合は基本プランの月払い保険料が1,260円で、入院給付金日額5,000円、手術給付金1回につき入院中なら10万円、外来なら2.5万円が受け取れます。
さらに通院治療支援特約や入院一時金特約などを追加することもできますが、基本プランの入院や手術のみのシンプルなプランでも十分な保障内容です。
⑥太陽生命 子供医療保険
0歳から12歳の子どもが加入でき、保険期間・保険料払込期間は10年で、月払い保険料は500円から。
病気やケガで1日以上入院(日帰り入院も含む)したときの入院一時金は1万円以上5,000円単位で最高30万円まで指定可能。追加で、スポーツ中の事故など不慮の事故による入院にも対応する災害入院一時金保険や、手術保障保険などを組み合わせることができます。
ネットで加入できる手軽さも魅力。詳しい保険料を知りたい方は、ホームページから保険料見積もりをしてみてください。
⑦損保ジャパン 入院パスポート
必要な期間だけ加入できる1年更新の保険で、自立時に保険料の支払いを子ども自身に変更することができます。
基本補償は、1回の入院につき5万円支給される入院準備金、入院中や退院日以降30日間を対象に、家事代行、ベビーシッター、配食サービスなどの費用を支払ってもらえる入院時サポート特約、病気やケガで公的医療保険対象の入院をした場合に保険金を支払ってもらえる入院治療費用。
基本補償のみの場合の月額保険料例は、10歳で1,780円が目安になります。
子供の医療保険…万が一に備えて加入しておきたい!
医療保険の種類は非常に豊富で、特に子どもの場合はどこまで保障を付ければよいのか迷ってしまいますよね。
子ども向けのプランは、入院や手術のみに対応したシンプルなプランもありますので、基本的な補償のみのお手ごろな保険料のものを選ぶのもよいかもしれません。ほかにも、学資保険と組み合わせられるものや、そのまま大人になっても引き継げるものなど、子どもの今後の生活スタイルに合わせて選ぶのもおすすめ。
口コミや体験談なども参考に、子どもが安心して過ごせる保険を選んであげてください。