インテリアが一気にグレードアップするファブリックパネルとは?
北欧をはじめとしたヨーロッパの国々で古くから親しまれてきた、ファブリックパネル。木やプラスチックのパネルにお気に入りのファブリック(布)を貼って、まるで絵画を飾るような感覚で壁を彩るインテリアグッズです。
寒さ厳しい冬が続く北欧の国々では、家の中にこもりがちな生活を少しでも明るい気分で過ごすため、ファブリックパネルをはじめとする部屋を彩る素敵なインテリアが盛んになったといわれています。
最近では、北欧インテリアの人気に伴い、日本でも話題となっているファブリックパネル。このファブリックパネル、ネットで簡単に購入したり、お気に入りの布を使って自分で作ったりすることも出来るのです。
壁の高い位置に貼るので、小さな子供がいるお家でもインテリアを楽しめるファブリックパネル。ネットで購入できる商品や手作りする場合の簡単な作り方をご紹介していきますね!
定番の北欧テイストから家族写真まで!おすすめファブリックパネル7選
ネットなどでも購入できるファブリックパネル。マリメッコのファブリックを使用したものなど北欧をイメージするものが主流ですが、モードでシックなデザインのものや、写真をモチーフにしたもの、子供部屋に最適なキャラクターのものもありますよ。
おすすめのファブリックパネル7選をご紹介しますので、お部屋の雰囲気やお好みのテイストを思いうかべながら参考にしてみてくださいね!
1. 王道のマリメッコ「ウニッコ」は一つあるだけでグンと華やかに!
PR
北欧インテリアというとマリメッコを想像する方も多いですよね。マリメッコを代表するケシの花をモチーフにした「ウニッコ」は誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
カラフルな色使いが特徴的なウニッコモチーフのファブリックパネルは、1つあるだけで部屋の雰囲気がガラッと変わります。子供が小さいと、生花を飾ると花瓶や植木鉢を倒されてしまう危険がありますが、ウニッコのファブリックパネルなら生花にも負けない華やかさをもたらすことができます。
こちらは33㎝角の小さめサイズなので、リビングや寝室の壁にはもちろん、玄関などのちょっとしたスペースにも彩りを添えることができますよね!
2. 花鳥風月、風光明媚…和のテイストを感じる「バードランド」
PR
スウェーデンのテキスタイルブランド「ボラスコットン」。その代表的なモチーフ「バードランド」は、花と小鳥、自然の風景が鮮やかに美しく描かれ、まさに「花鳥風月」をそのまま絵にしたような雰囲気のファブリックです。
このバードランドを使ったファブリックパネルは、白を背景にして流れるように配置された絵柄が和のテイストにもマッチするため、北欧家具をそろえたリビングルームにはもちろん、和室や寝室などにもおすすめです。
横長のパネルは、ある程度スペースに余裕がある壁に貼っていただくと、よりその美しさを楽しめますよ。
3. クールな「ボットナ」はシンプル・モードなインテリアとも相性◎!
PR
北欧インテリアというと、カラフルで鮮やかな色合いや優しいタッチのものを思い浮かべがちで、クールなテイストを好む方からは敬遠されがちです。
しかし、この「ボットナ」は北欧の代表的ブランドマリメッコのファブリックですが、白のキャンバスに黒の線のみで描かれた葉のモチーフが大人っぽい雰囲気を醸し出しています。そのため、モノトーンを基調としたユニセックスなインテリアにもすんなりと馴染みますよ。
50cm角という大きさも程よい存在感で、シンプルなインテリアの雰囲気を崩さず一さじのスパイスを加えたい!という方にもおすすめです。
4. 「アナと雪の女王」で子供も大喜びのインテリアを実現!
PR
アナと雪の女王は女の子に大人気のディズニー映画ですよね。アナと雪の女王のファブリックパネルを飾ってあげたら、大喜びしてくれるお子さんも多いのでは?
他にもミッキー・ミニーやディズニープリンセスなどのディズニーキャラクターが描かれたファブリックパネルが多数あります。お子さんの好きなキャラクターを子供部屋の飾りとしてプレゼントしてあげるのも良いですね。
57cm×57cmとインパクトがあるので、部屋のテイストに合うかどうかも考えて購入すると、親子でお気に入りの素敵なインテリアになりそうです。
5. 動物の横顔シリーズは、インテリア次第でポップにもクールにも!
PR
モノクロ写真のような動物の横顔がモチーフになったファブリックパネル。子供に大人気のシマウマをはじめ、ヒグマやライオン、シカ、サイ、カンガルーなどがあります。
シンプルでシックなデザインなので、大人の寝室などに置いてもクールな印象に。お子さんの好きな動物を選んで子供部屋に飾れば、子供っぽくない可愛らしさでこじゃれた雰囲気のインテリアになりそうです。
30cm角と小さめサイズなので、好きな動物を3枚ほど並べてみても素敵ですね!
6. モンステラのファブリックパネルならハワイアン気分が盛り上がる!
PR
ハワイアンテイストのインテリアにぴったり!こちらは、ハワイを象徴する観葉植物モンステラのファブリックパネル3枚セットです。
ご紹介しているものはアイボリー地にグリーンの葉のファブリックパネル3枚セットですが、葉がイエローのものやピンクのものもあるので、お部屋のテイストやお好みに合わせて好きなものを選んでいただけます。
1つのパネルが30cm角と小さめなので、違う色のパネルを選んで3つ並べてもポップで可愛い雰囲気になりますよね。また、玄関やトイレのアクセントに1枚ずつ使ってみても家全体のインテリアセンスがグッとアップしそうです。
7. スマホから注文できる!お気に入り写真のファブリックパネル
PR
これまでは既成の布を使ったファブリックパネルをご紹介してきましたが、こちらはなんとオーダーメイドで自分の撮った写真をファブリックパネルにできるサービスです。
スマホから写真を選んでオーダーできるので、注文方法も簡単!可愛いお子さんの写真や結婚式の写真、ペットの写真など、これまでフォトフレームを使って飾っていた写真をファブリックパネルとして飾ってみるのもとても新鮮ですよね!離れて暮らしているおじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントとしても喜ばれそうです。
お気に入りの布+100均グッズでできるファブリックパネルの作り方
既成のファブリックパネルは壁に取り付けるだけで華やかさを演出できますよね!
しかし、比較的値段が高く、また木製のパネルだと重さがあるため、賃貸住宅での取り付けの難しさや落ちたときの危険性を考えると躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。
ファブリックパネルは、お気に入りの布さえあれば、あとは100均で揃う材料を使って気軽に作ることができます。発泡スチロールを使えば、壁への取り付けも簡単で、しかも軽いのでもし落ちてきても危なくありません。また、お部屋の大きさや壁の広さに合わせて、好きなサイズで作ることができますよ!
筆者が実際に作ってみましたので、作り方をご紹介します。
用意するもの
- 発泡スチロール2枚(45cm四方、厚さ1cmのものを使用)
- お気に入りの布(パネルよりも四方5cmずつ大きめに裁断したもの)
- 定規
- ペン
- カッターナイフ
- 両面テープ
- マスキングテープ
作り方
- 発泡スチロール1枚の内側2cmにペンなどで印をつけ、カッターで切ります。
- もう1枚の発泡スチロールに、1.で切った発泡スチロールを外側・内側両方、両面テープで貼り付けます。
- パネルよりも四方5cmずつ大きめに裁断した布地を裏向けにし、2.のパネルを置きます。
- 布地の端をバターナイフで切ったパネルの溝に押し込みます。
- マスキングテープで布地を押さえて、出来上がりです。
作り方のポイント
この方法だと、糊なども使用しないため手を汚さず、簡単にファブリックパネルを作ることが出来ます。
ポイントは布を発泡スチロールの溝に埋め込むとき!バターナイフなどを使って布の入れ込みを行うと、布が綺麗にしっかりと溝に入り込みます。
また、少し難しいのは四隅の処理。布を引っ張ってかぶせるよう折り、その折り目が発泡スチロールの角ときちんと重なるようにして余った布を入れ込むと、綺麗に仕上げることができます。少しもこっとしますが、壁に飾ってしまえば裏側は見えないので、表面と側面を綺麗に見せることができれば大丈夫!表面も綺麗にするために、あらかじめ布にしっかりアイロンをかけておくようにしましょう。
お気に入りのファブリックパネルで部屋を楽しく彩ろう!
ファブリックパネルというと北欧インテリアのイメージですが、日本でも一般的になってきたこの頃では、モード系や和テイスト、ハワイアンなど、お部屋のテイストに合わせて好きなものを選ぶことができます。
また、好みのファブリックパネルが見つからない!という場合は、ご紹介したように手作りするのもおすすめです。100均の材料を使えば安く、簡単に、お好みのサイズと柄で作ることができますよ!
1つあるとそれだけで部屋の雰囲気が華やかになるファブリックパネル。室内にこもりがちな寒い季節だからこそ、好きな柄のファブリックパネルを壁に飾って、あなたのお部屋をお気に入りの空間に変身させてみませんか?