里帰り出産をしなかった先輩ママたちの声
出産のために里帰りをしたママのなかには、子供が生まれた後もご自身のお母さんたちと一緒に育児をしたという方もいるのではないでしょうか。
その一方で、実家が遠方だったり子供の学校や幼稚園・保育園の都合があったりなど、さまざまな理由で里帰りができないママもいると思います。
里帰りができないママは、育児や自分の体力、精神面で不安や心配がある方もいるかと思います。実際に女性向けアプリ・ママリでもこんな声が寄せられていました。
皆さんの体験談など聞かせて下さい💦
出産後の体は少しずつ回復していきますが、すぐに戻るわけではありません。産後一ヶ月は安静に過ごすよう先生や周りの方から言われる方もいると思います。
旦那さんの助けがあったとしても、24時間態勢で育児にいどむため体と心が疲れてしまうこともあります。
そのような中で、里帰り出産をしなかった先輩ママたちはどのように過ごしてきたのか気になりますよね。
筆者の出産体験談エピソード
先輩ママの声を聞く前に、筆者の里帰り出産エピソードを少しお話します。筆者は現在、3人の子供と旦那の5人家族です。
長女を妊娠・出産したときは実家に住んでおり、筆者の両親、兄家族の3世帯で生活をしていました。初めての出産ということで心配や不安もありましたが、助けてくれる人がいたので分からないことや慣れないことがあってもなんとか乗り越えられました。
しかし、長女が生後3ヶ月のときに実家を出て旦那さんと子供3人で暮らすように。慣れない育児な上に、筆者以外の人が抱っこすると長女は大泣きしていたので、任せることができませんでした。
夜泣きもひどく、一番つらいときで夜中の11時から朝の6時まで泣いて寝なかったことがありました。肉体、精神ともに疲れ果ててノイローゼ寸前に。
「今だけだ、これが一生続くわけじゃない」この言葉を呪文のように毎晩唱え続けていたことを今でも覚えています。
育児対策に試行錯誤
抱っこひもをつかってあやしたり、ベビーカーに乗せて散歩したり、耳元で歌を歌ってあげたりと、あまりにも泣く娘に試行錯誤する日々。
筆者が限界のときは抱っこしたまま寝てしまっていたこともあります。買い物が難しいときは母に頼んで買ってきてもらったり、旦那さんに頼んだりしていました。
次女の出産時は里帰りせず、家で過ごしていました。出産が近くなると作り置きおかずを多めに作り、冷凍保存し帰宅しても料理をしないで済むようにしていまいしたよ。
幸い、次女は泣くことが少なく夜泣きもなかったのでゆっくり育児をすることができました。同じ子供でもこれほど違うのかと驚いた記憶があります。
先輩ママはこうして出産、育児を乗り越えた
先輩ママの中にも筆者のように実家住まいから家族だけになり、育児に奮闘するママもいるかもしれません。
里帰り出産をしなかった先輩ママたちはどのように出産、育児に向け対策や工夫をしてきたのでしょうか。
これから里帰り出産をしないママ必見です。
1.買い物は宅配に頼む
産後は体が回復していませんし、赤ちゃんも外に連れ出すことができないため買い物になかなか行けませんよね。そんなときは宅配サービスを利用してみましょう。
パルシステムやCO・OPなど、家まで運んでくれる宅配サービスは多くあるので使わない手はありません。
業者によっては3歳以下の子供がいるご家庭向けに送料無料のサービスがあるところもあります。家にいながら買い物ができるのは助かりますよね。
2.紙皿を使ったり、肌着を多めに準備したり
赤ちゃんがいると思うように家事が進まず、片付けもできないなんてことがあります。そんなときは食器を使うのではなく、紙皿や紙コップを使うと捨てるだけなので楽になりますよ。
ほかにもできるだけ活動部屋を減らしたり、赤ちゃんの洋服を多めに用意し洗濯回数を少なくしたりと先輩ママは工夫されています。
これなら助けがなくてもできる範囲で家事を行うことができますね。
3.産褥(さんじょく)ヘルパーにお願い
出産直後はあまり動いてはいけないと病院から言われることがありますが、実家が近くではない、旦那さんも仕事を休めないなど、動かないといけない環境であるママも多いのではないでしょうか。
そんなママたちに利用していただきたいのが産褥ヘルパーです。産褥ヘルパーとは、訪問型ケアサービスでママの体の回復、心の安定のために提供されているものだそうです。
助けてくれる人がいるのはママにとって心強いので、ぜひ利用してみましょう。
- 産後ヘルパー「産後ケアサービスについて」(http://www.sango-helper.co.jp/,2017年11月24日最終閲覧)
4.作り置きおかずを準備すると楽になる
筆者も出産前に作り置きおかずを作り、冷凍保存をしておきました。帰宅してからも料理をする時間を減らせたので助かりましたよ。
作り置きおかずを作るのが苦手というママは、ご飯を多めに炊いて冷凍保存するだけでもOK。電子レンジで温めなおして食べるだけなので簡単です。
料理が苦手というママには市販レトルト商品を買いだめするのもおすすめ!
5.ご飯は宅食を利用した
田舎でネットスーパーも無かったので(笑)
●宅食を頼んだ(お弁当)
●洗濯は週末、旦那がいる時に
●赤ちゃん用ガーゼ系は多めに用意
●日用品は一応買っておく
・生理用品
・洗剤類
・ラップなど…
だけします(笑)
食材をネットスーパーで買うママもいると思いますが、料理をする時間がないというときは宅食を利用してみましょう。
すでに完成している料理やお弁当が届くので買い物や準備の必要なし。サッと出して食べるだけです。洗い物も少ないので家事の時間が減って助かりますよ。
これならご飯の心配をしないで済むのでうれしいですね。
家事は最低限で大丈夫!無理なく育児をたのしもう
体に大きな負担がかかる出産を終え、慣れない育児、家事をおこなうママは本当に大変です。
「やらなくてはいけない」と思わず、家事は二の次。筆者も部屋が散らかって片付けなきゃと思いましたが、自分の体も心も限界だったので放置しました。
できるときだけやればよいので、無理をしてはいけません!まずはゆっくり体と心を休めましょう。宅配サービスや産褥ヘルパーをうまく利用し、家のことはおまかせ。
先輩ママたちも旦那さんの協力を得ながら、家のことをおこなっていたようです。
寝られるときはしっかりと寝て、無理なく育児をたのしみましょう。