里帰りする期間の目安は産褥期
産後の里帰りは帰省先が近距離の場合、退院後にそのまま実家に帰省する方もいますし、体の自由がきかなくなってくる産前から数ヶ月間帰省するという方もいて皆さんそれぞれの事情がありますよね。
また、その際に里帰りから帰るときの交通手段も気になるところ。産後すぐは体が元に戻っていないですし、生後間もない赤ちゃんを抱えての帰宅になるので誰かに付き添ってもらえるように計画を立てましょう。
産後ママの1ヶ月検診と赤ちゃんの1ヶ月健診は出産した病院で行います。その他にも病院によって、またはママと赤ちゃんの体調によって、指示があった日に健診を受けることもあります。
産後は産褥期という安静にしたほうがいいとされている期間があり、個人差がありますが約6~8週間は避けて帰宅する方もいます。
- 山本産婦人科「産後の出来事」山本産婦人科(http://www.yc-tsu.jp/dekigoto/sango/sango.html)
- 窪谷産婦人科「産前産後ケア」窪谷産婦人科(http://www.kubonoya.or.jp/care/faq.html)
- 愛成病院「診療内容」愛成病院(https://goo.gl/rYdFrV)
- 産科婦人科福岡医院「出産」産科婦人科福岡医院(http://www.dr-fukuoka.com/info/shussan)
里帰り出産のママたちの体験談
母子共に抱える体の悩みや、家庭の事情によって滞在期間はまちまちですよね。ママたちはどれくらいの期間滞在し、どういう交通機関を利用して里帰りをしたのか見てみましょう。
産前、飛行機での里帰りはいつから?
里帰り先によって、「この週数までに来てください」と指示があります。それまでに里帰りの航空券の手配をしてください。まだ医師から指示がない場合は必ず確認をしましょう。
また、飛行機を予約するときは必ず事前に妊娠中であることを申し出てください。出産予定日を含め28日以内の方、もしくは早産の経験がある方など体に不安のある方は診断書の提出が必要になります。幼児の付き添い可能人数など細かな規約があるため、事前の準備を万全にしましょう。
- JALグループ航空会社「快適な空の旅のために」JALグループ航空会社(https://goo.gl/ZkbBli)
- 全日本空輸株式会社、ANAセールス株式会社「妊娠中のお客様[国内線]」全日本空輸株式会社、ANAセールス株式会社(https://goo.gl/4Luzdu)
- 愛和病院「よくあるお問い合わせ」AIWA HOSPITAL(http://www.aiwahospital.or.jp/information/faq/satogaeri.php)
- 葵鐘会「初めてママのQ&A」葵鐘会(http://www.kishokai.or.jp/faq.html)
妊娠中、予定を変更
切迫早産など体に支障が出てきてしまった場合、里帰り先でゆっくりできるのはとてもありがたいことですよね。
しかし、分娩は予約制のため、急な変更はできない病院もあるのできちんと調べてから行動しましょう。
産後の帰宅、車と電車で悩む
その際の交通手段で悩んでいます。
母が一緒について来てくれるのですが、車で5時間半かけて自宅に戻るか、車で1時間&電車1時間&新幹線2時間で帰宅するか2択があります。
車で行く場合のメリットは時間がかかりますが自分たちのペースで移動できるのと、荷物をたくさん積める、授乳など気にせずできる、外気に触れずにすむ
デメリットは長距離になる
電車のメリットは時間が短くすむ、安全
デメリットは人ごみにいくことになる、授乳などぐずったら大変そう
車だと荷物も楽ですし、泣いても迷惑がかからないことや好きなときに休憩を取って授乳できるというメリットがありますね。
電車は運転する負担が無く、早く着くメリットもありますし、車やチャイルドシートを持っていない方にとっては圧倒的に便利です。
場所にもよりますが、自宅が駅からそれほど遠くない方は電車や新幹線も視野に入れて、旦那さんのお迎えの都合と併せて検討しましょう。
産後の里帰りは新幹線で
産後一ヶ月過ぎていましたが、ゆっくり過ごせて、体力的にはより回復できた気がします。
新幹線では愚図らずずっと寝てくれてましたし、車掌さんにお願いしたら、新幹線内の多目的室で授乳もさせてもらえました(๑′ᴗ‵๑)
産前産後の里帰りではなく、こちらは1ヶ月検診後に里帰りしたパターン。
新幹線での授乳は多目的室を使ってできたようです。
双子を出産、産後はどれくらい滞在?
双子の場合、育児は2倍になるはもちろん、洗濯物も2倍になるので家事の負担が大きいですよね。この場合、産褥期を過ぎても帰らない場合があるようです。
特に、帝王切開をした方は無理をしないようにしてくださいね。
母子の負担にならないように
産褥期には十分な療養を取りたいものですが、里帰りとはいっても両親共にまだ現役で働いているなどの理由でゆっくり休めないこともあるかもしれません。また、楽な生活に慣れ、ずっといたくなるかもしれませんが、あまり長く居過ぎても旦那さんや上の子が寂しい思いをするかもしれません。
もう自宅に帰ってもうまく生活できるというくらいまで回復したら、そのときが帰るタイミングかもしれませんね。
特に、遠方に実家がある方は簡単には帰れないため、交通手段に悩みますよね。行くときは妊娠中、帰るときには新生児を抱えて移動しなければならないためハードルは高いですが、周りに協力をしてもらいながら解決できるといいですね。
産後は大変なことも多いですがそれ以上に大きな喜びがたくさん待っています。ゆったりとした生活を送りながら、赤ちゃんに会える日を待ちましょう。