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監修:鈴木さや子

貯金100万円達成の仕組みづくり、キーワードは「先取り」と「袋分け」

100万円貯金を実現するためには、がまんをして節約に励まなければいけないのでは、と考える人は多いものです。しかし、「口座を分ける」「自動積み立てを取り入れる」など、やり方を工夫すれば実はそう難しいことではありません。一度仕組みを作ってしまえば無意識に、かつ確実にお金を貯めていくことが可能です。100万円を達成する過程でくじけないためにやるとよいことをファイナンシャルプランナーが助言します。

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貯金を続けるには努力と根性が必要?

貯金には節約が不可欠で、根性がないと続かないものだと思っていませんか?実際、過去にそういった努力に疲れて貯金が続かなかった方も多いでしょう。裏を返せば、そんなストレスフルな状態でなければ、貯金は継続できるといえます。無理な努力や忍耐に頼らなくても済むよう、「勝手に貯まっていく仕組み」を作ることが大切です。

仕組みといっても、そんなに大げさなものではありません。収入のうち毎月一定額を貯金専用の口座に回すだけです。そして、給与が入る口座と貯金用の口座を分けて、後者には手を付けないようにするのです。

さらにインターネットバンキングを利用したり、銀行と連結している家計簿アプリを利用したりすれば、手元のスマートフォンで残高の確認や貯金の管理がしやすくなります。

貯まる仕組みのキモは「先取り」にあり

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貯金が続かない人の共通点は、先に「使うこと」を考えていることです。つまり生活費が余った分を貯めていく方法ですね。しかし、ある分を残すのは難しいものです。貯金の習慣がある人は「先取り貯金」を実践しています。

「残ったら貯金」に比べて確実に貯められる

先取り貯金をおすすめする理由は、生活費の使い方が変わるからです。

生活費の残りを貯めていく手法では、次の給料日までに節約や買い物をがまんして、貯金に回す額を残さなければなりません。毎日「節約しなければ」と考え続けた挙げ句、生活費を使い切って貯金分まで残らなかったとしたら、「今月もだめだった」と挫折感が大きくなるものです。

一方、先取り貯金では、給料日直後にまず貯金分を確保し、残りのお金を生活費にあてます。すでに毎月の貯金目標はクリアしている状態で家計のやりくりがスタートするので、ストレスフリーなのです。

生活費を使い切ってしまって良いから家計管理がラク

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記事の監修

鈴木さや子

毎日を笑顔で過ごすために、生活に役立つお金の情報やキャリアの考え方を、セミナーや雑誌のコラム、ブログ、Facebookなどを通じて発信。保険や金融商品などを一切販売しないFPとして活動しています。専門は教育費・ライフプラン・マネー&キャリア教育・確定拠出年金。
企業研修や一般消費者向けセミナー以外に、児童館・幼稚園・小中学校などの講演・ワークショップなど、保護者や、親子向けイベントもしています。高校生・中学生の母。

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