住宅ローン審査で落とされやすいポイントは?
マイホーム購入のために住宅ローンを借りようと思ったら、金融機関の審査を通る必要があります。
住宅ローンの審査は一般的に、事前審査(仮審査)と本審査の2段階に分かれています。金融機関は「この人にお金を貸しても大丈夫かな?きちんと返してもらえるかな?」といった個人の信用度を、まず事前審査でチェックします。
この事前審査で落とされるとしたら、一体どのような原因があるのでしょうか。
ブラックリストに載っている
住宅ローンの事前審査では、
- 消費者金融からお金を借りていないか
- クレジットカードの返済が遅れたことはないか
- 自動車ローンの返済が遅れたことはないか
など、住宅ローン以外の借り入れ状況や返済履歴などがチェックされます。
このような個人の債務情報は、CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)、JICC(日本信用情報機構)、JBA(全国銀行個人信用情報センター)といった情報機関に記録されています。
借入金の返済が61日以上または3ヶ月以上滞ると、CICでは「異動」、JICCでは「延滞」という記録が残ります。これがいわゆる「ブラックリストに載る」状態。異動や延滞の記録があると、事前審査にはまず通りません。
ブラックリストに載っていないか不安な場合は、ネットや郵送で自分の債務情報を照会することができます。あらかじめチェックしておくのも良いでしょう。