年の初めは無印良品へ
今やお正月の風物詩、福袋。各社工夫を凝らした、楽しい福袋が勢ぞろいして楽しさがあふれていますね。
シンプルで上質な生活用品がそろっている無印良品でも、日本の地域ごとにちがう面白さを知ってもらうことを目的にした内容の「福缶」が発売されます。缶の中に収められているのは、日本各地の縁起物の郷土玩具。お正月にぴったりですね。
2019年の福缶はどんなものでしょう。詳しく紹介します。
「福缶」の内容
@無印良品
- 郷土玩具(縁起物):48種類の郷土玩具の中からどれか1種類(福島県/赤べこ、香川県/高松張子ウリ坊など)
- 2,019円分のMUJI GIFT CARD:無印良品で2,019円分のお買物に利用可能
- リーフレット(A3)
- オリジナルポチ袋
店頭での販売方法について
福缶は2019年、販売店舗の営業初日に発売を開始します。まずは当日店舗で引換券をゲットしましょう。引換券は1枚につき1点の福缶と交換するため、2点希望の方は2枚ゲットしてください。ただし購入できるのはおひとり様2点までです。
福缶は数量限定。売り切れ次第終了となります。ネットストアでの販売はないのでご注意ください。
商品詳細
@無印良品
- 商品名:福缶(2019年)
- 価格:2,019円(税込)
- 発売開始日:各店の新年初売り日より(店舗により異なる)
「福缶」の気になる縁起物を大公開!
福缶に入っているのは日本各地の縁起物。赤べこなどのメジャーなものから「こんなものもあるんだ!」と日本の郷土玩具を再発見するようなものまでさまざまです。
どれが入っているかはお楽しみ。48種類ある縁起物の中からほんの一部を紹介します。
六原張子 起き上がり小法師 鯛もち猫
@無印良品
岩手県胆沢郡からは、縁起の良い鯛を抱えたキュートな猫の六原張子の起き上がり小法師。色合いよく、ホッとするような猫の表情がよいですね。
東日本大震災で大きな打撃をうけた岩手県。震災の苦しみから立ち上がれるようにとの願いを込めてできた、起き上がり小法師だそうです。
堤人形 鯛のり寄り添い猫
@無印良品
宮城県仙台市からは、伊達政宗の時代に藩内の産業発展のために始まったという歴史ある堤人形。なんと現在も当時の型を使って作られているそうです。
縁起のよい赤い鯛も愛らしいですが、鯛に乗っている猫が仲睦まじく寄り添っている姿はなごみますね。
弥治郎こけし 椿
@無印良品
福島県からは複数の郷土玩具が。こちらは上目遣いのはにかんだような表情がたまらない、いわき市の弥治郎こけし。
こけしを作っている地域は複数ありますが、弥治郎こけしはベレー帽のような頭のろくろ模様が特徴。愛らしいですね。
白河だるま
@無印良品
福島県白河市からは300年ほど前から作られている白河だるま。よく見ると眉は鶴、ひげは亀、びんひげは松と梅、あごひげは竹を表しているのがおわかりでしょうか?縁起の良いものが勢ぞろいですね。
こちらが当たったら、ぜひ願いを込めて右目に目玉をいれてくださいね。
赤べこ
@無印良品
福島県会津若松市からは赤べこ。鼻先をちょんと触ると首を振る牛の様子に癒やされますね。
赤べこの言い伝えはいろいろありますが、会津地方で天然痘がはやったおり、赤べこの人形を持っていた子供は病気にかからなかったという言い伝えがあるそう。そこで子供が産まれたときには壮健を祈り、厄除けのために送られることが多いそうです。
ダルマ抱き招き猫
@無印良品
張子の一大産地として知られる埼玉県越谷市からはダルマ抱き招き猫。縁起物のダルマにくわえて、さらに招き猫もという欲張りな1品です。
手書きでひとつずつ丁寧に描かれている、招き猫とダルマの表情にほのぼのしますね。
高松張子 うり坊
@無印良品
2019年の干支である、イノシシをモチーフにした縁起物が各地で作られています。中でも香川県高松市の高松張子のうり坊は色合いも表情もとても優しいですね。
江戸時代から、今の高松市付近では玩具や人形を扱うお店が多いそう。中でも張子は子供のおもちゃとしてだけでなく、厄除けとしてもなじみ深いものです。
縁起物に願いをのせてみませんか?
©無印良品
48種類ある郷土玩具の縁起物。どれが入っているかはわかりませんが、初売りの日まで「どれがよいかな?」なんて考えながら年を越すのもたのしいのでは?
張子や焼き物、彫り物などどれもキュートな縁起物。玄関やリビングにちょこんと置いて一年間の家内安全や厄除けを願ってみてはいかがでしょう。