ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
仕事で出会った日本人女性・ユリからある人を紹介されるヤリム
競馬で多額の借金を背負ったヤリムは、観光客相手に法外な値段でじゅうたんを売る仕事をすることになってしまいました。その仕事で出会い、見事に詐欺を見抜いたのが日本人女性のユリでした。
ヤリムは本当は悪い人間ではないと気づいていたユリは、ヤリムが詐欺ではない仕事ができるように考えていました。
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ある日ユリは、「パパとママに会ってほしい」とヤリムに話します。
パパとママとは本当の両親ではなく、ユリが宿泊する先の夫婦です。ヤリムはこのころユリに好意を持っており、パパとママを紹介されることにドキドキが止まりません。
ヤリムからユリへの思いが強まっていく様子も、この作品の見どころの一つです。
「何でそこまで…」びっくりするほど優しいユリとパパ
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
パパがヤリムに提案したのは、なんと人手が不足している空港の仕事。しかも企業規模が大きく信頼性もあり、安定した会社なので、ヤリムの借金も分割にしてもらえるのではないかと言います。
ユリから借金の話もすべて聞いていたパパは、金融機関に自分の名前を出しても良いとまで言ってくれました。
ヤリムを救うためにできることをしてくれるユリとパパ。ヤリムは自分を思ってくれる2人に心から感謝し、空港での仕事を始めることに決めます。
会社に借金取りが現れたとき、パパがしてくれたこと
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
ⓒgokayajin
真面目に働きだしたヤリムのもとへやってきたのは借金取り。分割返済の約束をしたのに、全額今日支払わないと会社の人たちから借りることにするとおどします。
そこに現れたのはパパ。「迷惑をかけた、もう終わりだ…」と焦るヤリムの前で、借金全額の入った封筒を借金取りに渡しました。父親の愛情を知らないヤリムに「従業員は子どもと同じ」「見捨てない」と、初めての親の温かさを与えてくれたのでした。
パパの姿にじーんとくる名作エッセー作品でした。このあとヤリムはユリに自身の好意を伝えますが、ユリはヤリムのもとには残らず、その後も旅を続けているようです。本編では2人の恋愛模様も詳しく描かれています。気になる方はぜひ読んでみてくださいね。