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ある朝、娘の顔が半分だけ引きつっていた
ある朝、娘に起こされたなかきはらさん。しかしその娘ちゃんの顔を見ると、半分だけ引きつっていたのです。「早く治療しないと」との一心で病院を受診すると、総合病院での診察をすすめられます。
風邪をひいているなかきはらあきこさんも一緒に入院できる一抹の不安がありましたが、無事に受け入れてくれる病院が見つかったのです。
2人は個室で入院生活をスタートさせることになりました。
娘ちゃんへの診断結果は「顔面麻痺」
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総合病院で診察を受け「顔面麻痺」との診断を受ける娘。炎症を抑える点滴を受けながら、数々の検査を受けることになりました。(治療の流れは病気の状態・医師の判断によって異なります)
顔が麻痺している以外はいたって元気な様子の娘。自由に動き回りにくい個室での入院生活ですが、おとなしく過ごすことはできるのでしょうか。
個室に缶詰の生活は「3日で限界」
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親子で入院することができ、最初は病院で楽しそうに過ごしていた娘も、3日目には飽きてしまったようです。新しいおもちゃをパパに届けてもらおうとしても「残業だから無理」「まだ風邪治んないの?」と言われてしまいます。
その言葉には、なかきはらさんもイライラ。気づけば看護師からの注意にもムカッとするようになってしまいました。きっと看病疲れがたまっていたのですね。
しかしその後、すれ違った付き添い中の親の言葉を耳にして「我慢しているのは私たちだけじゃない」「他の人たちもそれぞれ我慢している」ことに気がつきました。
余裕がない状況では特に周りが見えなくなりがち。しかし周りをよく見渡すと、周囲の状況がしっかり見えるようになるかもしれませんね。
付き添い入院生活の苦労や親の気持ちをていねいに描いた作品でした。