©kuraasakura
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妊娠出産による負担はなくならない?
ショッピングセンターのテナントスタッフとして働いていたくらさん。同僚の不妊治療や産休の社員のためにヘルプに快く応じ、ときに仕事へのストレスを抱えた経験をへて、自分も妊娠出産を経験しました。
フォローする側だったときは「誰も悪くない」と理解しながらも、連勤や突然のヘルプでへとへとになる不条理を感じていました。そして自分がフォローされる側になったときは、人に頼る罪悪感や、働けない情けなさを感じることに。
妊娠出産、育児は法律によって守られているものの、妊婦の負担は重いと、くらさんは身をもって感じました。
妊娠中と仕事の両立は、できない人もいる
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つわりによる休業期間のあと産休に入るまでの間、仕事に復帰したくらさんですがメンタルはあまり安定せず大変な思いをしたようです。ホルモンバランスもメンタルバランスも崩しやすい妊娠中。きっと不安なこともあったでしょう。
現実問題、資金面の不安があったり仕事への責任感があったり、周りの気持ちが気になったり。くらさんのようについ無理をしてしまう人もいるでしょうが、本当に両立の難しさを痛感させられますね。
「特にトラブルなく働けた」という人がいるのも事実ですが、くらさんのように「できれば休みたい」という人が休めるような社会ならいいのにと感じるシーンでした。
心から「お互いさま」と思える状況が理想
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くらさんは、皆が心から「お互いさま」と思える優しい社会になってほしいと願います。働く人同士がフォローし合うのはすばらしいことですが、フォローする側だけを経験する人がいるのも事実。人の好意だけに頼らず、会社も人員配置などで工夫をしてほしいところです。
さらに、妊娠している期間、働く・働かないの選択肢も広がるといいですよね。「妊娠・出産」は誰にとっても大きなできごと。後悔したり悲しんだりする人がいないよう、子どもを産む・育てることは周囲の人みんなで支えたいですね。