保育園から呼び出されるのはどんなとき?
保育園によって違いはありますが、一般的に37.5度以上の発熱があった場合にお迎え要請があります。そのほか、以下のような場合に保護者へ連絡をおこないます。
- 嘔吐や下痢が続いている
- 大きなケガをして受診の必要がある
- 熱はないがあきらかにいつもと様子が違う
- 感染症などによる学級閉鎖への対応
保育園によっては、そのまま病児保育に切り替えて保育を続けてもらえます。しかし、そのような対応がない場合は、仕事を切り上げてお迎えに向かう必要があります。
ファミリーサポートや病児保育室への登録をしておくと◎
急なお迎え要請に「すぐには行けない…!」と、悩むご家庭も多いでしょう。そのような場合は、ファミリーサポートや病児保育室への登録をおすすめします。
ファミリーサポート
ファミリーサポート(通称ファミサポ)とは、自治体が運営する子育て支援サービスです。子どもを育てる家庭が依頼会員、送迎や預かりを担う人が提供会員となり、需要と供給のマッチングをおこないます。都合が合えば、急なお迎えに対応してもらえるかもしれません。お住まいの地域がどのようなサービスをおこなっているか確認してみましょう。
病児保育室
近くに病児保育室があれば、事前に登録しておくことをおすすめします。施設によって対応は異なりますが、病児保育室の職員が保育園まで迎えに行ってくれるサービスも。登録だけ済ませておけば、もしものときのお守り代わりになるのではないでしょうか?
保育士が困るのは「いつ来られるかわからないこと」
保育園からの連絡を受けても、仕事の引き継ぎや移動時間などにより、すぐに保育園に迎えに行けないこともありますよね。また、早退と合わせて翌日に欠勤する可能性も考慮する必要があります。
それは仕方のないことなので、その旨を保育士に正直に伝えましょう。保育士が困るのは「連絡がつかないこと」「いつ迎えにくるか分からないこと」です。どうしても抜けられない場合は、お迎えまでの時間を正確に伝えることが大切です。
また、急に仕事を抜けられないと分かっている場合は、子どもの体調についてこまめに連絡をもらえるようお願いしてみてはいかがでしょうか?「微熱があって午後には上がりそう」「2回嘔吐していて次吐いたらお迎えになるかも」などと伝えてもらえれば、心の準備ができるかもしれませんよ。