入園直後の「病気がち」いつまで続く?
保育園からの呼び出しは、月齢が低いほど多くなります。 時には、感染症を連続でもらって月の半分ほどしか登園できないなんてことも…。しかし、保育園に通って1年、もしくは幼児期を迎えると少しずつ呼び出しが少なくなるように感じます。
集団生活をしている以上、体調不良になるのは仕方のないことです。しかし、成長とともに1回の感染症で休む期間が短くなる子も見かけます。「今だけ…!」と思って、なんとか乗り越えたいですね。
頼れる場所がない!保育園からの呼び出しへの対応
保育園に子どもを預ける家庭のなかには、祖父母など頼れる人がいないというケースも少なくないでしょう。子どもの体調不良時は、夫婦で交代で対応する、ベビーシッターに依頼する、病児保育室を利用するなど、対応方法はそれぞれです。
もしものときは、なんとか周囲に協力を仰ぎながら乗り越えるしかありません。とはいえ、事前にできる対処法がいくつかあります。
- 平熱が高い場合はその旨を保育園に理解してもらう
- 微熱の段階で連絡してもらえるようお願いする
- 異変を感じたら早めに受診を済ませる
- 週末のお出掛けで子どもに無理をさせない
職場に何度も謝りながら早退・欠勤を繰り返していると「子どもがつらいときに仕事の心配ばかり」「同僚に迷惑をかけてつらい」と感じる方もいますよね。
3歳以上の幼児クラスになれば、体調不良は少しずつ減ってくる傾向があると思います。できる対処をして時期を乗り越えましょう。
育児と仕事を両立するコツは「記録」
子どもの体調不良には「嘔吐しやすい」「ぜんそくで休みやすい」など、特徴があります。流行している感染症はなかなか避けられませんが、体調不良のクセが分かれば仕事を調整しやすいかもしれません。そこで便利なのが、体調不良になる前後の行動記録です。
- 台風がくると喘息がでやすい
- 鼻水と目やにがでると熱がでやすい
- プールや海に行くと風邪をひきやすくなる
- 便秘になると微熱がでることが多い
記録を取るうちに、体調不良のクセが分かるようになります。事前に職場へ「この季節は子どものぜんそくで急な休みをいただくかもしれない」「今、保育園で〇〇が流行しているのでもしかしたら…」と伝えておくだけでも、欠勤時の理解を得られやすくなるかも。
園とうまく連携して、パパやママが働きながら子育てをしやすい状況を作っていきましょう。