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俳優として輝き続ける原動力の一つに、家族の存在
ドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』では、さまざまな家庭の暮らしが描かれます。生きづらさを抱える子どもと、支えようとする親。子育ての当事者ならば、その様子に多くの共感ポイントを見つけられるでしょう。
原作は、現在も講談社「モーニング」で人気連載中の同名漫画。山崎さんも佐山を演じるにあたり、原作漫画も読んだといいます。ドラマの出演決定時には「読んだ後に子どもを抱きしめたくなるような温かい気持ちになりました」とコメントしています。
作品に登場する親たちと同じように、自身も子どものいる生活をしている山崎さん。親になる前と後では、とてもポジティブな変化があったといいます。
エンタメ以外のワクワク感に、心を動かされている
山崎さん「(子どものいる生活で)人生がもっと楽しくなりましたね。日常で心が動く瞬間が増えました。例えば子ども服を見て『もうこんなに大きくなったの?』とか『もうこんなこともできるんだね』とか。日常が感動で満たされています。
ずっとエンタメの世界にいた中で『エンタメ以外でこんなに心が動くことがあるんだ』と気づいて、ワクワクしています」
ミュージカルからテレビドラマ、ラジオ、番組MCなどいろいろなことにチャレンジしている山崎さんですが、輝き続けるための原動力が生まれたとも話します。
「僕の場合『自分のため』というのには限界があるような気がするんですよね。ゴールがない、満たされないような。その点今は『自分のために頑張る』に加え『家族のために頑張る』も含まれています。何があっても1人で闘っている感じがしなくて。つらいことがあったとしても、乗り越えられそうです」
親と向き合う佐山医師を演じる、山崎育三郎さんに注目
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さやま・こどもクリニックに通う子どもたちが抱える生きづらさと、家族の思いに向き合う医師・佐山を演じる山崎さん。ご自身の生活とも重なり、共感できる作品と語る山崎さんの熱演に注目です。
編集後記
ドラマの役衣装で取材に応じてくださった山崎育三郎さん。「よろしくお願いします」と登場された姿から、すでに色気と華が放たれていました。あまりの素敵さに取材陣もクラクラに…。
取材中は、ミュージカルや歌番組で耳にする華やかでつやのある歌声とは異なる、静かで優しい話し方が印象的でした。序盤、緊張する筆者にも優しく語り掛けるように話してくださる山崎さん。おかげで筆者も徐々に落ち着きを取り戻し、お話は演技面のことに。すると山崎さんは、ご自身の考える佐山について熱く解説してくださいました。その様子からは、演じることへの強い信念を感じました。
筆者も、山崎さんが熱演する佐山卓が見られる日がますます楽しみに。ドラマの放送開始が待ち遠しくなるインタビューでした。(ママリ編集部:宮澤)