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泣きながら帰宅したミワカモさんに驚きつつ、怖かった気持ちに寄りそうように接してくれた夫。軽視するような言葉を並べることなく、心が落ち着くように接してくれていました。
ミワカモさんよりも痴漢被害にあっていたという夫。いったいどのような経験をしたのでしょうか。気になります。
痴漢被害者の3%は男性
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警察庁が発表している「平成29年度 犯罪被害類型別調査 調査結果報告書」によると、これまでに痴漢被害を受けたことがあると回答した人のうち、3%は男性。回答数が少ないため参考値ですが、女性ばかりと思われがちな痴漢被害者の100人のうち3人は男性だと思うと、想像より多い気がしませんか。そして通報率を見てみると、通報している率は痴漢被害に関する回答全体で16.0%。被害を知られたくないという思いなどから、通報できない人がいることがわかります。
ミワカモさんの夫も被害にあったように、男性でも痴漢の被害にあうことがあります。そして、被害を訴え出ることは恥ずかしいことではなく、その後の被害を出さないためにも必要なことです。
警視庁は防犯アプリ「Digi Police」(デジポリス)を使用し、被害を訴えやすく、あるいは周囲の被害者を救いやすくすることを進めています。電車通勤などで不安がある方は、女性でも男性でも、こうしたアプリを活用するのも有効かもしれません。性別によって先入観を持たず「男女に関わらず痴漢にあう可能性がある」という知識を持っておきましょう。
- 調査期間:平成30年1月19日(金)~28日(日)
- 対象者:インターネットによる調査モニター(20歳以上)から抽出した、過去に所定の犯罪被害にあったことがある人
- 本調査有効回答数:1,696名
- 警察庁「平成29年度 犯罪被害類型別調査 調査結果報告書」(https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/kohyo/report/h29-1/index.html,2023年2月3日最終閲覧)
- 警視庁「防犯アプリ」(https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html,2023年2月3日最終閲覧)