連絡帳はなぜ必要なの?
毎日の忙しい日々の中で、連絡帳の内容に頭を悩ませている人はいませんか?
子どもが家庭でどのように過ごしているのかを知るために、連絡帳はとても重要です。園で過ごしている時に「体調が悪くなりそうだな」と思ったとき、保育士はまず連絡帳を再確認します。
このように、保育士は子どもの様子をしっかりと見守るために、連絡帳の記入をお願いしています。
連絡帳によくある内容
では、実際にどんな内容が書かれているのでしょうか。連絡帳に良く書かれている内容と、保育士がどのような所を見ているのかをまとめました。
1. 当日の体調
口頭で伝えても良いですが、連絡帳に書いておけば「言い忘れた!」ということがなくなります。「いつもと少し違うかも」と思ったことも書いておけば、保育士は注意して観察し、いち早く体調の変化に気づくこともできますよ。
元気なときは「今日も元気です」の一言でも大丈夫。保育士も安心してお預かりしますね。
2. 生活リズムの変化
「朝早く起きました」「なかなか寝られませんでした」のように、普段とは違う生活リズムになったときですね。保育士は「早く眠くなるかな」「体調が悪くなるかもしれない」など、保育園での生活を考慮していきます。
特に小さい子は体調を崩すサインの時もあるため、子どもの体調を注意深く観察していきますよ。
3. 日常生活の1コマ
2歳児までは、まだ会話をするのが難しい年齢なので、家庭での様子はなかなか知ることができません。「公園に遊びに行きました」「すべり台が好きで、何度も滑って楽しみました」のように、日常生活のことを書いてもらえるのはとてもうれしいですね。
このような日常生活を書いてもらえると、子どもと保育士の会話のきっかけになります。そこで子どもの気持ちや新たな一面を知り、保育園での遊びに活かしていますよ。
4. 子育ての悩み
「洋服をなかなか着てくれません」「手を洗うのを嫌がります」など、家庭で困っていることはありませんか?
「こんなことを書いていいのかな」と思うかたもいるかもしれませんが、書いても大丈夫ですよ。「保育園ではこうしたらうまくできました」など、保育士がどう対応したかを伝えることができます。
園と家庭が同じ方法でうまくいくこともあるので、困ったときは連絡帳に書いてみてくださいね。
連絡帳は、家庭と園の架け橋
「連絡帳を読むのが楽しみです」と言われますが、保育士も連絡帳を読むのは楽しみです。連絡帳自体は、子どもを家庭と園で切れ目なく見守るという役割がありますが、それ以外に家庭での過ごしかたを知るきっかけにもなります。
ぜひ保護者と園をつなぐ架け橋として、連絡帳を利用してくださいね。