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「ダウン症」きょうだい児は嫌な思いをしている?一人の姉として伝えたいこと

筆者・コハダ(@cheeemum)には、弟がいます。彼は「ダウン症」という障害を持っており、健常者に比べてできないこともいくつかあります。筆者は世間一般でいう「きょうだい児」というポジションにあたりますが、以前、同じようにダウン症のお子さんを育てている方から受けたことがある質問を思い出しました。「ダウン症のきょうだいがいることで、いやな思いをしたことはある?」という質問です。

©cheeemum

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ダウン症は、比較的穏やかで平和主義で、天使のように感じられる特性も多く備わっているとよく言われているし、そう見受けられる部分はあります。ダウン症に関わらず、近年、特に「個性」というオブラートをさまざまなシーンで使われるように感じる場面があります。それ自体が悪いわけではありませんが、ダウン症を持つ弟と実際に生活を共にしてみると、「個性」や「天使」の一言だけでは片づけられないことが少なからずあります。

筆者は弟がもともと持つ明るさのおかげもあり、仲良く一緒に成長してこられました。中には絶縁状態の「きょうだい」や、自分の人生を踏み台にされたという「きょうだい」の方のご意見も耳にしました。

親が手をかける、かけないの程度にかかわらず、仲良く育つ「きょうだい」もいれば、そうでないところもあります。

ただ、そうはいってもやはり親の立場に立てば、わが子には障害の有無に関係なく、幸せになってほしいですよね。「わが子が自分のきょうだいをどう思って生きていくのか?どんな思いを抱えて生きるのか」という悩みを、親になった今、改めて考えさせられています。

この漫画は著者個人の思いであり、すべてのきょうだい児だった方の気持ちを表現したものではありません。

出典元:

コハダ(@cheeemum)のインスタグラム

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