©cheeemum
©cheeemum
©cheeemum
©cheeemum
©cheeemum
©cheeemum
©cheeemum
ダウン症は、比較的穏やかで平和主義で、天使のように感じられる特性も多く備わっているとよく言われているし、そう見受けられる部分はあります。ダウン症に関わらず、近年、特に「個性」というオブラートをさまざまなシーンで使われるように感じる場面があります。それ自体が悪いわけではありませんが、ダウン症を持つ弟と実際に生活を共にしてみると、「個性」や「天使」の一言だけでは片づけられないことが少なからずあります。
筆者は弟がもともと持つ明るさのおかげもあり、仲良く一緒に成長してこられました。中には絶縁状態の「きょうだい」や、自分の人生を踏み台にされたという「きょうだい」の方のご意見も耳にしました。
親が手をかける、かけないの程度にかかわらず、仲良く育つ「きょうだい」もいれば、そうでないところもあります。
ただ、そうはいってもやはり親の立場に立てば、わが子には障害の有無に関係なく、幸せになってほしいですよね。「わが子が自分のきょうだいをどう思って生きていくのか?どんな思いを抱えて生きるのか」という悩みを、親になった今、改めて考えさせられています。
この漫画は著者個人の思いであり、すべてのきょうだい児だった方の気持ちを表現したものではありません。
- きょうだい支援連絡会議「障害や疾患のある人のきょうだい支援に関する提案 ~きょうだいの立場から~ 」(https://www.normanet.ne.jp/~kyodai/contents/teiannsyo.html,2023年3月15日最終閲覧)
- 一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会「きょうだい児は複雑な気持ちを抱えている」(https://canjpn.jimdofree.com/きょうだい児交流会/きょうだい児の気持ち/,2023年3月15日最終閲覧)